不動産売却DMの例文と他社事例|発送準備のポイントも解説

2026.11.06 2026.11.05事例・効果測定

不動産売却DMの例文と他社事例|発送準備のポイントも解説
「春の繁忙期に向けて、DMで売却の相談を集めたい」
「初めてのDMなので、反響を集められるか不安」
「費用をかけるからには、1件でも多く査定や面談のアポにつなげたい」

DMを初めて検討する不動産会社の担当者から、このようなお悩みをよくお伺いします。
売却を考えている所有者のもとには、複数の不動産会社からDMが届きます。
誰に何を伝えるかを決めないまま送ると、ほかの会社のDMに埋もれて、読まれずに終わってしまいます。

この記事では、20年以上DM発送代行を行っているセルマーケの目線から、他社が実際に送っている不動産売却DMの訴求内容、ターゲット別の例文、自社発送と外注の比較、発送準備のスケジュールまでを順にご紹介します。

読み終えるころには、自社の顧客リストに合わせて「誰に、どの例文をもとに、何通から送るか」を決められるようになります。

「春の繁忙期に間に合うよう、DMの準備を急いでいる」「初めてなので、まずはDM発送の流れを知りたい」という場合は、DM発送までの流れをまとめた資料をご確認ください。原稿と送付リストの用意から、印刷、発送までの手順がひと通りわかるので、社内で検討を始める際の資料としてもお使いいただけます。

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他社はどんな不動産売却DMを送っている?

不動産売却DMの例文を考える前に、まずは不動産会社がどのくらいの頻度で、誰に向けてDMを送っているのかを見ていきましょう。

不動産売却DMの頻度と送り先

セルマーケを利用している不動産会社では、毎月から半年に1回程度、定期的にDMを送るケースが多いです。
送り先は、過去の顧客やセミナーの来場者、問い合わせをしたことがある人など、自社で持っているリストへのDMが多くなっています。一度接点がある相手なので、会社名を見て「知っている会社からのDM」として読んでもらいやすいためです。
ただし、同じ内容を送り続けると、最初は反響があっても徐々に減っていくという声もあります。定期的に送る場合は、季節の話題や最新の成約事例を入れるなど、毎回内容を変えることが大切です。

実際に送られたDMの訴求内容

セルマーケを利用している不動産会社が実際に送ったDMは、大きく4つの訴求内容に分けられます。

  • 無料査定の案内
    売却を考え始めた人に、まず査定を申し込んでもらうためのDMです。ある不動産会社では、キャンペーンチラシと無料査定のチラシを同封し、一度反応があった人に毎月送っています。売却に関心がある人には、費用がかからず気軽に申し込める無料査定が魅力になります。
  • 売却物件の募集
    「このエリアで売却物件を探しています」と、売り物件を直接募集するDMです。ある住宅メーカーでは、自社で家を建てたオーナーのうち50〜60代に絞って、「売却土地募集」の案内を送っています。
  • 特典つきの買取サービスの案内
    特典をきっかけに、売却や紹介を後押しするDMです。ある不動産会社では、過去の来場者やアンケート回答者を住まいのエリアで絞り込み、紹介者や成約者への商品券プレゼントを打ち出した買取サービスの案内を、圧着はがきで送っています。
  • 情報誌(ニュースレター)で関係を作る
    すぐに売却を促すのではなく、定期的に情報を届けて関係を作るDMです。ある不動産会社では、後の訪問営業を見据えて営業エリアを絞り、まだ取引のない賃貸オーナーに、エリアの土地がいくらで売れているかといった相場情報を載せた自社の情報誌を毎月送っています。売却の予定がない相手でも、自分の資産の価値がわかる情報なら読んでもらいやすくなります。

ポイントは、ターゲットを絞ってそのターゲットにとって魅力的な内容を送ることです。

事例のように、不動産売却DMはターゲットや目的に合わせて、適した内容や形式、発送通数が変わります。セルマーケの法人会員は1,000社を超え、業種別では不動産・住宅関連の企業が最も多くなっています(2025年4月時点)。どんな目的で、誰に向けてDMを送りたいかをお聞かせいただければ、他社の事例も含めて最適なご提案が可能です。お気軽にご相談ください。
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ターゲット別|不動産売却DMの例文

不動産売却DMは、送り先によって響く内容が変わります。ここでは3つのターゲット別に、狙いと訴求のポイント、例文をご紹介します。

例文の○○は、自社の情報に置き換えてご利用ください。

過去の問い合わせ・査定客

送り先:自社の顧客データ
狙い:一度検討して保留している人に、売り時を知らせる
訴求のポイント:お礼と近況伺い、最新の相場。「以前はお問い合わせいただき、ありがとうございました」から始めて、売り込み感を抑えます。

○○様
突然のお手紙で失礼いたします。以前、ご売却についてお問い合わせいただいた、田中不動産の山田です。その節は、ありがとうございました。
その後、ご売却のご予定に変わりはございませんでしょうか。吉祥寺エリアの最新の相場と、直近の成約事例をまとめた資料を同封しました。すぐにご売却されない場合でも、ご自宅の価値を知る目安としてお役立てください。
ご不明な点は、下記までお気軽にご連絡ください。
田中不動産 山田 TEL:03-××××-××××

分譲マンションの所有者

送り先:特定のマンションの全戸(宛名なしでも送れます)
狙い:同じマンションの成約事例や購入希望者の存在で、資産価値に関心を持ってもらう
訴求のポイント:「コアラマンションを探している方がいます」という一言、同じマンションの成約事例、期間限定の手数料割引
注意:購入希望者は、実在する顧客に基づいて書きます。

コアラマンション○○号室 ○○様
はじめてお便りいたします。コアラマンションの売買を数多く手がけている、田中不動産の山田です。
現在、当社のお客様の中に、コアラマンションでの購入を希望されている方がいらっしゃいます。また、先月には同じマンションの8階・2LDKが、6,200万円で成約しました。
ご売却のご予定がなくても、ご自宅の現在の価値を知っておくことは大切です。無料の査定書を同封しました。2月15日までにご相談いただいた方には、仲介手数料の割引もご用意しています。
ご不明な点は、下記までお気軽にご連絡ください。
田中不動産 山田 03-××××-××××

セルマーケの利用企業でも、大手の不動産仲介会社の中には、タワーマンションの所有者などの暮らしや資産状況まで掘り下げて企画を組み立て、ペルソナを設定している企業があります。

空き家・相続した不動産の所有者

送り先:空き家や相続した不動産の所有者
狙い:管理の手間や固定資産税、相続後の扱いに悩んでいる人に、相談先として知ってもらう
訴求のポイント:片付けや残置物の処分のサポート、手続きから売却までの一括相談、買取によるスピード売却
注意:相続直後の人には特典を前面に出さず、悩みに寄り添う文面にします。

○○様
突然のお手紙で失礼いたします。吉祥寺エリアで不動産のご相談をお受けしている、田中不動産の山田と申します。
ご実家や相続された不動産について、「遠くて管理に通えない」「何から手を付けてよいかわからない」といったご相談を、よくいただきます。
当社では、片付けや残置物の処分、相続後の手続き、売却まで、窓口をひとつにしてお手伝いしています。
ご売却を決めていない段階でも、まずはお話をお聞かせください。ご事情に合わせて、売却以外の方法も含めてご案内します。
田中不動産 山田 03-××××-××××

【注意】相続DMのリストの作り方が変わりました
法務省の不動産登記規則の改正(令和7年法務省令第49号)により、2026年10月1日以降に受け付けた登記については、法務局の受付帳から「登記の目的」と「不動産の所在」が記載されなくなりました。9月30日までの受付帳は従来の様式のままですが、これからは、相続登記の直後を狙ってDMを送る方法は使えません。

売主のもとには、複数の不動産会社からDMが届きます。印刷したDMだけでは「よくある営業DM」として、読まれずに終わってしまうことも少なくありません。
他社との差別化をするには、手書きDMがおすすめです。
手書きレター紹介バナー
手書きの文字は、一目で「自分宛ての手紙」と感じてもらいやすく、他社のDMとの差がつきます。とくに、過去の問い合わせ客へのお礼や、空き家・相続など個人的な事情を抱える相手には、丁寧さが伝わる手紙の形式が合っています。
セルマーケの手書きDMは、50通から依頼できるため、新しい施策として小規模で試すのにおすすめです。
実際にどんな文面で送られるのか、手書きDMの事例は、下記の資料からご確認ください。

手書きレターホワイトペーパーダウンロード

不動産売却DMの例文が決まったら発送準備へ

例文が決まったら、次は発送の準備です。

自社発送と外注、どちらがいい?

費用の比較

通数 自社で発送する場合(郵送料のみ) 発送代行を使う場合(印刷〜発送込み)
100通 8,500円+印刷費・人件費 10,050円〜
500通 42,500円+印刷費・人件費 42,750円〜
1,000通 85,000円+印刷費・人件費 85,000円〜

※一番安価なはがきで比較しています。
※自社発送は、通常はがき1通85円で計算しています。
※発送代行は、セルマーケのポストカードDM料金です。発送プランで料金は変わります。
※参照元:日本郵便「国内の料金表」

手間の比較

自社で発送する場合と発送代行を行う場合での作業の手間を比較した画像

自社で発送する場合は、宛名の印字、封入、郵便局への持ち込み、ミスの確認まで、すべて自分で行います。
発送は通数が多ければ多いほど負担も大きくなり、実際に弊社のクライアント様には500通発送するのに丸2日かかったとおっしゃっていた企業様もいらっしゃいます。
他の業務も行いながら合間にDMの発送をしたいのであれば、手間のかからない発送代行の利用がおすすめです。

セルマーケなら原稿と送付リストをアップロードするだけで、印刷から発送までWebで依頼できるので、業務後の空いた時間でも手続きが完了します。
まずはどんな流れで発送ができるか、下記の資料からご確認ください。
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小山咲

ダイレクトメール発送代行専門会社・上場企業 【ディーエムソリューションズ株式会社】 ◆ダイレクトメール事業 営業部 ◆DM発送営業→新卒教育担当→教えてDM先生編集等のオウンドメディア運営や事業部の営業推進に関わる業務を担当。