「DM×テレアポ」で成果を最大化!効果的な後追い営業のポイント

2025.05.29 2025.05.28マーケティング
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新規顧客の獲得・既存顧客の囲い込みは企業活動における重要課題であり、収益に直結しています。
そのために、ダイレクトメール(以下DM)やテレアポといった手段を採用する企業も多いのではないでしょうか。しかし、DMやテレアポのどちらか一方は実施していても、双方を実施している企業は少ないと思います。こちらの記事では、DMとテレアポを実施することで得られる効果のほか、後追い営業のポイントなどについて解説します。

DMの後追いでテレアポをするメリット

DMの後追いでテレアポを行うメリットをご紹介します!

商談へスムーズにつなげやすくなる

DMがきっかけとなり、顧客が営業担当者からのアプローチを受ける準備が整った状態で電話をかけることができるため、顧客が受け入れやすくスムーズに商談につなげることができます。

顧客と直接コミュニケーションを取ることができる

DMを送った後にテレアポをすることによって、顧客と直接コミュニケーションを取ることができます。
顧客から電話をかけるというハードルの高い行為を取り除くことができるため、信頼関係構築のハードルを下げられ、円滑なコミュニケーションが可能になります。

DMを資料として営業できる

DMを送付した後、テレアポを行う際に、そのDM自体を資料として営業活動に活用できます。
営業担当者はDMを基に、顧客に具体的な情報や提案を行うことができ、より深い内容の話が可能になります。顧客がDMを見ていない場合でも、電話でその内容をしっかりと伝えることができ、商談へとつなげることができます。

DM送付後のテレアポを成功させるためのポイント

顧客リストの質を高める

顧客リストの精度を高めることで、テレアポの効果を最大化し、無駄なアポ取りを減らすことができます。
単に多くのDMを送るのではなく、事前に顧客を精査し、ニーズや関心に合った内容のDMを送ることが重要です。

DMを工夫して開封してもらいやすくする

DMの開封率を高めるためには、顧客にとって魅力的で、興味を引く内容やデザインにすることが重要です。
目を引くキャッチコピーや、顧客の問題に対する解決策を明示することが効果的です。

DMの宛名は担当者名にしておく

DMを送る際、具体的な担当者の名前を記載することで、興味を持って開封してもらえる可能性が高くなります。
DMを発送する際は個別対応を意識することで、テレアポ時にもスムーズに会話を進めることができます。

トークスクリプトを用意しておく

伝えたいポイントを漏れなくスムーズに伝えられるよう、事前にトークスクリプトを準備しておきましょう。
スクリプト作成時は顧客の関心や反応を予測し、それに応じた対応を準備しておくと、高い成果が期待できます。

DMが開封されていないことを前提に話す

テレアポ時には、DMが開封されていない場合も想定して話を進めることが重要です。
DMの内容がわからなくても記載内容を簡潔に伝えることができれば、会話をスムーズに進められます。

要件を端的に伝える

テレアポは、無駄なトークを避け、要件を端的に伝えることが求められます。
あまりに長ったらしい説明は避け、必要なポイントを簡潔に伝えることで、顧客が理解しやすくなります。

二者択一を活用する

テレアポのトークでは、顧客に二者択一を提案することで、次のステップへ進みやすくなります。
「今、お電話可能ですか?それとも、後日改めましょうか?」といった選択肢を提示することで、相手の決断を早められます。

無理に引き留めようとしない

テレアポを行う際には、無理に引き留めようとしないことが重要です。
もし、顧客が今すぐの商談に興味を示さなかった場合でも、将来顧客になる可能性をゼロにしないようにしましょう。
引き留めることを強調するよりも、再度連絡する旨を伝えることで、今後の関係性を悪化させずに次につなげることができます。

DM送付後のテレアポで使えるトークスクリプト

DM送付後のテレアポで使えるトークスクリプトの一例をご紹介します。

DMを見ていない場合

「お世話になっております、○○株式会社の△△(担当者名)と申します。先日、□□様宛にDMをお送りさせていただきましたが、ご確認いただけましたでしょうか?」

⇒顧客がDMを開封していない場合を想定した最初のアプローチです。軽く確認を入れつつ、次に進めるように促しましょう。

「もし、まだご覧いただいていなければ、簡単に内容をお伝えいたします。〇〇に関する情報をお送りさせていただきましたが、こちらは御社にとって有益な内容となっております。」

⇒DMが開封されていなくても、顧客がその内容に興味を持てるように、簡潔にメリットを伝えることが大切です。

「お時間いただけるようでしたら、内容について簡単にご説明させていただきたいのですが、今お電話でお話してもよろしいでしょうか?」

⇒顧客に選択肢を提供し、会話のハードルを下げることで、商談へ誘導します。

DMを見てくれた場合

「お世話になっております、○○株式会社の△△(担当者名)です。先日、□□様宛にDMをお送りさせていただきましたが、ご確認いただけましたでしょうか?ご確認いただき、ありがとうございます。こちらの内容について、さらに詳しくお伝えさせていただきたいと思ってお電話いたしました。ご興味があれば、どの点についてお話をお聞きいただけますか?」

⇒DMを開封していた場合は感謝の意を示し、スムーズに会話を始めましょう。事前に顧客が興味を持っていると思われる内容を予測し、それに合わせた質問をすると反応率が高まります。

「もしお時間があれば、具体的にどのような点が貴社にとって重要かをお伺いし、私どものサービスがどのように役立つかをご説明させていただければと思います。」

⇒顧客にとってのメリットを強調し、会話を商談へとつなげます。相手が気になる点を引き出し、それに対して具体的に回答することが求められます。

顧客が「今は興味がない」と言った場合

「ご興味をお持ちいただけないということ、かしこまりました。今後のご参考にしていただけるような情報もご提供できるかと思いますので、また何かお力になれることがあれば、お気軽にご連絡ください。」

⇒無理に引き止めず、将来の可能性を残すような対応をすることで、顧客との関係を断絶せずに維持できます。

「今後も、貴社や□□様にとって有益な情報があれば、改めてご連絡させていただきたいと思います。」

⇒将来、改めて連絡する可能性を残しておくことで、顧客との接点を維持します。

このように、テレアポの際は顧客の反応に応じて柔軟に対応することが重要です。上記のトークスクリプトを参考に、顧客の関心を引き、スムーズに商談につなげていくことができます。

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おわりに

こちらの記事では、DMとテレアポを実施することで得られる効果などについて解説しました。DMの後追いでテレアポをすると、商談へスムーズにつなげやすくなる、顧客と直接コミュニケーションを取ることができる、DMを資料として営業できるメリットがあります。
下記を実行することで、DMの後追いでのテレアポによる成功率の向上が期待できます。
・顧客リストの質を高める
・DMを工夫して開封してもらいやすくする
・DMの宛名は担当者名にしておく
・トークスクリプトを用意しておく
・DMが開封されていないことを前提に話す
・要件を端的に伝える
・二者択一を活用する
・無理に引き留めようとしない

DM・テレアポのいずれかを実施している場合、両方を実行して顧客獲得を目指してみてはいかがでしょうか。

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三輪姫乃

三輪姫乃

ダイレクトメール発送代行専門会社・上場企業 【ディーエムソリューションズ株式会社】 ◆DM発送営業→新卒教育担当→教えてDM先生編集等のオウンドメディア運営や事業部の営業推進に関わる業務を担当。マーケティング検定/ウェブ解析士の資格を保有。