おしゃれなデザインのダイレクトメールを作成するコツ7選

2022.10.17DMの企画・デザイン・印刷記事一覧
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DMを送っても、手にとって読んでもらえないと何の意味もありません。

広告物を積極的に読みたい!見たい!と思う人は少数派だということを前提にして、思わず手にとってしまうようなものをつくりたいですね。

そのために大切なのはデザインです。文字や写真、イラストをどう配置するかで、見やすさや親しみやすさ、おしゃれ感などが全く違ってきます。

ここでは、おしゃれなDMを作成するためのコツをご紹介します。

視線の動きを考える

まず、おしゃれかどうかを考える前に、人の視線の動きについて知っておきましょう。
人はDMなどの情報を見るとき、無意識のうちに順番に目線を動かすと言われています。

eye-movement

横書き・・・「左上」「右上」「左下」「右下」
縦書き・・・「右上」「右下」「左上」「左下」

この目線の動きを利用して、一番言いたいこと、大切なことは左上もしくは右上に配置するのが基本です。

また、最後のほうに見られるエリアに写真やイラストなどを配置することにより、読み飛ばされがちな部分に注目させるという効果も期待できます。

ちなみに、目線の動きには他にもこのような特徴があります。
・吹き出しや矢印を追う
・数字を順に追う
・大きいもの→小さいもの、同形→同色のものに注目する

なるべく多くの情報量を読んでもらうためにも、これらを参考に視線誘導を利用するのもひとつの手かもしれません。

情報を整理する

どんなにおしゃれな見た目でも、情報がきちんと整理されていないDMは読む気が失せてしまいます。読みやすさを最優先に考えて情報を整理していきましょう。

ポイントは「揃える」「まとめる」「分ける」です。

揃える

文字や写真などの配置がバラバラだと、どこを見たらいいかわからなくなります。

横書きの場合、基本的に文章は左揃えにして、行のスタート位置がわかるようにすると読みやすくきれいにまとまります。
また写真は挿入位置を中央揃えにしたり、ある程度大きさを揃えるとまとまりを出すことができます。

大きさや位置を変えてメリハリをつけることは大切ですが、あまりにも変化がありすぎると統一感がなくなってしまいます。
全体のバランスを見ながら作成するのがおすすめです◎

まとめる

先ほど紹介したように、人は同形・同色のものに目が行く傾向があります。

・近くに配置
・色分けする
・フォントや大きさを揃えてグループ感を出す

このように、読む人が直感的に関連性を理解できるような工夫により、まとまりのある印象を与えることができます。
関連のある内容はひとつのグループにまとめることで、見やすさがアップします。

分ける

読む人がどこに注目すればいいのか瞬時にわかるように、情報の重要度にあわせてコントラストをつけましょう。

つまり、重要な部分は大きく目立つように、そうでもない部分は小さめにということです。
どこが重要で、どこがそれほど重要でないかというのはお客様目線になって考えます。

DMを出す側からすると、マイナスな情報はできるだけ目立たせたくないと思いがち。
でもその考えが前面に出すぎると、健康食品の広告を見てお試しコースを注文したのに勝手に定期コースで商品が送られてきた…という事例に代表されるクレームにつながりかねません。

そのようなクレームは、商品を注文すると自動的に定期コースになるという注記の文言をかなり小さな文字で書いていたのが原因だったようです。マイナス面を故意に隠すような手法は、信頼感のダウンにつながるので気をつけたいですね。

写真、イラストにこだわる

美しい写真はそれだけで目を引きます。
特に飲食店の場合、料理の写真がきれいだとおいしいお店だと思われる確率が高まります。

プロのカメラマンに撮影を依頼するのが一番ですが、自分で撮る場合は、ライティングなどに十分気を配り、撮影した写真は誰か(会社の人や友人など)に見せ、広告に使って耐えられるクオリティなのかどうかをジャッジしてもらうことをおすすめします。

 

イメージ写真なら無料で使える写真素材のサイトもいろいろとあるので、探してみましょう。
少し暗めの写真を背景に使い、白い文字をのせるとおしゃれに見せることができます。

商品の写真を使わずにイラストで表現すると、絵本の世界を思わせてあたたかみのある印象になる場合があります。

イラストはイラストレーターに発注してもいいですし、フリー画像からピンとくるものを探し出しても。
普段から絵本や洋書などを眺めておしゃれ!と思ったイラストをファイルしておくと、「こんなイラストを使いたい」というイメージが周りの人に伝わりやすく、作業もスムーズに進みます。

フォントにこだわる

使用するフォント(書体)によってDM全体の印象もガラッと変わってきます。
たとえば新聞や雑誌などでよく使用される「明朝体」は和のテイストや上品な印象。インターネット上でよく使われる「ゴシック体」は親近感やカジュアルな印象を与えます。

おしゃれなデザインにするためには、文字を大胆な大きさにして、文字自体をデザイン要素にするという手もあります。
4から6行くらいの短めの文章なら、2から3行ごとにフォントサイズを変えるなど、思い切ったデザインにするとインパクトがでます。

やわらかな雰囲気を出すためには手書き風のフォントもおすすめです。

ただし、1枚のDMに使用するフォントは3種類くらいにしておいた方が無難です。
あまりたくさんのフォントを使用すると全体的なまとまりがなくなってしまいます。

また、もともと入っているフォントだけでは物足りない!という場合は、無料で使えるさまざまなフォントがネット上にあるので、ぜひチェックしてみてください。

余白にこだわる

伝えたいことがありすぎて文字や写真などの情報がびっしりと詰まったDM…熱意は伝わるかもしれませんが、読むのは大変そうです。
読む人のことを考え、適度な余白をつくりましょう。

入れたい情報のすべてを詰め込むのではなく、「ココ」とポイントを絞ったことをバシッと表現した方が伝わりやすくなります。また、余白を活用してイメージを変えることもできます。

・写真やイラストなどのビジュアルとコピーの両方を大きくして、余白を少なめにすると元気で親しみやすいイメージに。
・逆にビジュアルもコピーも小さめにして余白を広めにすると上品でシンプルなイメージに。
・女性向けのセレクトショップなどの場合、上半分に写真、下半分は余白を十分に生かして文字を少なめに入れるとおしゃれに見えます。

余白が他の情報を引き立たせるため目が行きますし、シンプルでおしゃれに見せることができます。

色使いにこだわる

色の持つイメージを大切にしてください。
たとえばグリーンはリラックスした雰囲気、ピンクはあたたかみや女性らしさベージュは落ち着いたムード、黒や金なら高級感など、
言葉にしなくても直感的に伝わるものがあります。

華やかな紙面にしようといろいろな色を使いたくなるかもしれませんが、多色使いはセンスがないとみなされやすいので、ひとつの紙面で使用する色は3~5色にとどめておくことをおすすめします。
また、デザインとフォント色がマッチしているかも大切です。
例えば、ピンクや黄色などのパステルカラーが多いデザインの場合、グレーや茶色などのはっきりしすぎない色で文字を入れると全体の雰囲気を壊しません。
逆に、控えめなデザインなのに、大きい太文字に加えビビットカラーで文字を入れると、後ろのデザインが霞んでしまします。
全体のイメージが崩されないように色決定をすると統一感を出せます。

背景にこだわる

背景を白ではなく、カラーにするというのもおすすめです。
背景をカラフルな色で塗りつぶし、その上に白の文字をのせるとパッと目を引くものになります。
このとき気をつけたいことは、真っ赤などの明るすぎる原色を使わないこと。目がチカチカして読みにくくなるし、品のないイメージを与えてしまいます。
カラフルとはいえ、少しにごりの入ったような色を選ぶのがコツです。

また、キャッチコピーなどの文字色を白にする場合、背景をベージュなどの淡い色にするのも避けましょう。
背景に文字が溶け込みすぎて、読めなくなってしまいます。

背景にテクスチャー素材を使うことでもユニークな印象を与えることができます。
たとえば、ちょっとクシャッとした紙、ニット生地、水面などおしゃれな背景素材がネット上で探せるので、商品のイメージに合わせて試してみてください。

テーマ別にデザインを考えてみる

読み手に与えたい印象が決まっているのであれば、それに直結するようなデザインを考えたいですよね。
以下、一例をご紹介しております。

高級感を出したい

ブランドイメージに上質感を出したい場合、高額商品の案内など、高級感のあるDMを送りたい方は多いのではないでしょうか。

・ゴールド、黒色など高級感が出る色を使う。
・情報を最低限にし、写真などで商品イメージを掴んでもらう。
・厚みを持たせたり、発色が良い紙質を選ぶ。

このような工夫をすることで、読み手にリッチなイメージを植え付けることができるでしょう。

季節感を出したい

定期発送の予定がある場合は特に、その時期に合わせたデザインにすると飽きられません。
・季節に合わせた色合いを取り入れる。

春:桜のピンク、そのほか草花の黄色、黄緑。淡い色やパステルカラー。
夏:海の青、夕日をイメージしたオレンジ。ビビットカラー。
秋:紅葉の赤や茶色。落ち着いた色合い。
冬:雪の白。寒さを表す水色やグレーなど。

・季節の挨拶を入れる。
…最初の言葉を時期に合わせた内容にするだけで、丁寧な印象がでます。

季節に合わない色合いやデザインですと、手抜きなDMだと思われてしまう可能性もあります。
タイムリーな内容にすることで、読み手と丁寧にコミュニケーションをとろうとしている印象を与えることができるのではないでしょうか。

four-flowers

作者: hina@とっとこ/illust-ac.com

購入決定に導けるような内容にしたい

購入決定に時間を要するような場合は、イメージを掴んでもらう、というようり商品情報を正しく知ってもらうことが重要になります。

・他社と比較しても選んでもらえるような情報量を確保する。
・写真はあくまで商品情報のため、必要な分だけ載せる。
・イメージよりも内容重視。

この場合、どうしても文章量が多くなってしまうためフォントや大きさで適度に変化をつけることがポイントです。
見せ方を工夫して、PR情報をたくさん載せられるようにしましょう!

おわりに

DMのデザインの良さは、読んでもらうための重要なキーポイントになります。
普段からいろいろな広告物を見て、印象に残ったのであればその理由を考え、マネをしてみるのも一つの手かもしれません。

読み手に与えたい印象・DMの目的を念頭に置いてデザインを作成し、より多くの方にDMを開いてもらいましょう!

タグ : デザイン
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教えて!DM先生 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引14,400社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。