メディアミックスとは?基本的な戦略とクロスメディアとの違い

2024.05.22 2023.08.24マーケティング
Pocket

メディアの多様化を受けて、1つのメディアにこだわらずに複数のメディアで広告展開をしているという企業が増えています。例えば、テレビや新聞で魅力的な商品を見つけたとき、インターネットで検索するという行動を取る方も多いですよね。そんなときに、インターネット上の広告や商品情報を見て、思わず購入に至った…という経験がある人もいるはずです。

このように、複数のメディアで相乗効果を狙うための広告戦略を「メディアミックス」と言います。ポイントやコツを押さえることで、より多くのお客さんに商品の情報を訴求することができます。もちろん、DMなど従来の広告手法とも相性の良い考え方です。

こちらでは、メディアミックスの基本的な考え方や、似た概念である「クロスメディア」との違いについてご紹介します。メディアミックスについて知り、自社の広告戦略に取り入れてみてください。

メディアミックスとは?

まずは、「メディアミックスとはなにか」という基礎知識について解説します。簡単に言うと、「複数のメディアを組み合わせて、それぞれの相乗効果を狙う」というのがメディアミックスの考え方です。基本的には、同じ広告を使ってさまざまな媒体への出稿を行います。

メディアは多様化していて、それぞれに強味と弱味があります。メディアミックスを取り入れることで、弱い点を補い合い、広告効果を最大限に高めることができるのです。

「メディア」の考え方

先述の通り、メディアは多様化しています。人に何かを伝えるためのツールはすべてメディアと考えられますから、

  • テレビ
  • 新聞
  • 雑誌
  • ラジオ

といういわゆる「マスメディア」だけでなく、

  • WEB広告
  • 自社ホームページ
  • 個人ブログ
  • チラシ
  • 交通広告
  • DM

などもすべてメディアとして考えることができます。お客さんが接触する場所もタイミングも違う複数のメディアをかけ合わせて、より多くの人に商品やサービスを訴求するというのがメディアミックスの目的です。

メディアミックスのメリット

メディアミックスのメリットは、単独メディアで広告を出すよりも、広告効果を高められることです。その理由は、大きく2つあります。

多くのお客さんに訴求できる

メディアごとに得意とするお客さんの層は変わります。雑誌は1冊ごとに対象読者層が想定されていますし、新聞であれば中高年層に根強い人気があります。若い女性向けであればInstagramが流行の発信源として人気の傾向にありますし、折込チラシやDMでは地域を絞った訴求もできます。もし、1つのメディアだけに絞って展開すれば、訴求できるお客さんの数も限られてしまいます。しかし、複数のメディアを掛け合わせることによって、より多くのお客さんに訴求できるようになります。

広告接触回数を増やすことができる

また、1人が複数回広告に触れる回数を増やすことができるのも、広告効果アップに影響します。テレビCMを想像してみてください。1回見たことがあるだけのCMは記憶に残っておらず、複数回繰り返し接触した広告のほうが、しっかり思い出せるはずです。

メディアミックスであれば、さまざまなメディアを通して広告を訴求することになるので、1人に対して多様なシーンで広告を訴求できるということです。接触回数の多さにより、記憶にも残り、好感を抱かれやすくなります。

メディアミックスとクロスメディアの違いとは?

メディアミックスと似た言葉に、「クロスメディア」があります。メディアミックスもクロスメディアも、複数の広告媒体を活用するという点では同じです。大きな違いは、「メディアごとに広告の魅せ方を変えるかどうか」というところです。

メディアミックスの場合は、広告媒体を問わずほとんど同じ広告を掲載していきます。同じ広告を繰り返し伝えることで、不特定多数のお客さんに知ってもらうことを目的としているからです。一方、クロスメディアの場合は媒体の特徴に合わせて紹介する角度や表現を変えていくことが特徴です。1人に対してメディアを超えて情報を伝え続け、購入へとつなげることを目的にしているからです。

メディアミックス、もしくはクロスメディアを取り入れる場合は、上記の違いを意識して戦略を考えるようにしましょう。

本コンテンツでは「クロスメディア」についても別記事で取り上げています。
≫ダイレクトメールを活用したクロスメディア戦略とは? 

メディアミックスを取り入れるときの注意点

メディアミックスを取り入れる際、注意すべき点をご紹介します。

適切なメディアを選択する

メディアミックスというと、「できるだけ多くのメディアを活用すればいい」と思われるかもしれません。しかし、広告の目的は「お客さんに購入してもらうこと」です。やみくもにリーチを増やすようなメディア選択をするよりは、潜在顧客を狙って、購入してくれそうな層に接触する機会を増やす計画を立てる方が効果的です。目的と手段を混同しないようにしましょう。

メディアの特徴を理解する

活用するメディアを考える際には、それぞれのメディアの長所・短所をしっかり研究しましょう。ターゲット層の行動を考え、接触回数を高められるような組み合わせを選択しなくてはなりません。

どこを訴求するかを考える

メディアミックスのポイントは、「基本的に同じ内容で繰り返し訴求をすること」です。メディア選択の前に、どの方向性で訴求するのかを考えましょう。商品のブランドイメージを伝えるのか、商品の技術など詳細な情報を伝えるかによっても、メディア選択は違ってきます。

まずは訴求内容を考えて、そこから使うべきメディアを検討してみてください。

DMを活用したクロスメディア戦略とは?

メディアミックスを考える上で、DMは有効なメディアの1つです。複数のメディアと組み合わせることで、お客さんに強く商品の魅力を印象づけ、購入につなげることができます。
最後に、DMを使ったメディアミックス・クロスメディア戦略として、その他のメディアとの相乗効果についてまとめてご紹介します。

店頭広告とDM

DMを展開するときに必ずやるべきなのが、店頭での広告です。具体的には、のぼりやPOPでの情報発信が該当します。DMで見た商品の情報に店頭で改めて触れることで、購買意欲を高める効果が期待できます。

マス広告とDM

不特定多数に向けて情報を発信するマス広告と、特定のターゲットに絞り込むDMは、正反対の役割を持つからこそ相乗効果が高いです。マス広告で商品を知った人には、DMでより印象付けられますし、DMを見てくれない人にも、マス広告でアプローチできます。

フリーペーパーとDM

地域密着型の商品やサービスの場合は、地域に根ざしたフリーペーパーとの相性が良いです。マス広告と同様、DMと組み合わせることでより多くの人にアプローチできる手段になります。

インターネットとDM

DMは掲載できる情報が限られているので、URLや「続きはWEBで」というフレーズを記載して自社のホームページに誘導するようにしましょう。DMで購買意欲が高まった見込み客に向けて、より多くの情報を伝えることができます。サイトを訪問してくれた見込み客に対してWEB広告も配信するようにすれば、継続的なアプローチも行うことができます。

そこで、アクセス履歴が測定できるLP(ランディングページ)があれば、どのくらいの反応率があったのか把握でき、うまくPDCAを回せるようになります。

本コンテンツを運営しているセルマーケの「DMLPメーカー」は、DM発送の追加オプションとして【LPの作成・個別QRコードの作成・アクセス履歴のレポート提出】までを5万円(税別)~でご注文いただくことが可能です。詳細はサービスページよりご確認ください。
DMLPメーカーのサービスページはこちら≫

おわりに

メディアの多様化を受けて、メディアミックスはもはや当たり前の考え方かもしれません。しかし、その意義を正しく理解することで、より効果的な広告展開に繋がります。

今回ご紹介した内容を参考に、メディアミックスに戦略的に挑戦してみてください。特に、DMを有効に活用することで、さらなる売上アップも見込めるはずです。

Pocket

The following two tabs change content below.

教えて!DM先生 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引14,400社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。