【目的別】休眠顧客に響くDM例文集!反応率を高めるテクニック

2025.01.23ダイレクトメール
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「休眠顧客」とは、過去に商品やサービスを購入したものの、一定期間にわたり購入が途絶えた顧客を指します。一般的に半年~1年以上購入がない顧客が休眠顧客に該当します。
この段階で、顧客の心が離れている可能性が高く、再度アプローチするには慎重かつ効果的な方法が求められます。本記事では、休眠顧客に響くDMの具体的な例文について、反応率を高めるテクニックをご紹介していきます。

再購入促進DM

休眠顧客に再び購入してもらうことを目的としたDMでは、何よりも「お得感」や「特別感」、「限定感」をアピールすることが重要です。購買意欲を刺激するための実践的なDM例文をいくつかご紹介します。

例文1:お得なキャンペーン情報を伝える

件名:【特別ご招待】〇〇様限定!今だけのお得なキャンペーン

〇〇様

ご無沙汰しております。
〇〇(会社名)です。
この度、日頃のご愛顧に感謝を込めて、〇〇様限定の特別キャンペーンをご用意いたしました。

[キャンペーン内容] ・対象商品:〇〇
・割引率:〇〇%OFF
・期間:〇月〇日~〇月〇日

ぜひこの機会に、〇〇(商品名)をお試しください。
ご注文はこちらから:[URL]

今後とも〇〇(会社名)をよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
件名で特別感を演出し、本文冒頭で「〇〇様限定」とパーソナライズすることで、特別感を強調しています。また、割引率や期間など、キャンペーン内容を具体的に記載することで、読者の興味を引き、購入を促進させる効果が期待できます。

例文2:新商品の紹介と特別オファー

件名:【新商品登場】〇〇様だけにご案内!特別オファー

〇〇様

ご無沙汰しております。
〇〇(会社名)です。
長らくご利用いただきありがとうございます。
今回は、〇〇様にだけご案内できる新商品のお知らせです。

[新商品情報] ・商品名:〇〇
・特徴:〇〇(特長や利点を記載)
・価格:〇〇円(〇〇%OFFで提供)

さらに、〇〇様には特別価格で提供させていただきます。
この機会にぜひ、〇〇(新商品)をお試しください。
ご購入はこちらから:[URL]

今後とも〇〇(会社名)をよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
新商品がどのような特徴を持っているかを簡潔に伝えることで、顧客に「試してみたい」と思わせる動機を与えます。特別価格での提供もお得感を強調し、購買を促進します。

例文3:購入履歴に基づくおすすめ商品の提案

件名:【おすすめ商品】〇〇様にぴったりなアイテムをご提案!

〇〇様

ご無沙汰しております。
〇〇(会社名)です。
以前、〇〇様がご購入された〇〇に関連する新商品が入荷しましたので、ぜひご覧ください。

[おすすめ商品] ・商品名:〇〇(関連商品名)
・特徴:〇〇(特長や利点を記載)
・価格:〇〇円

〇〇様が以前お求めになった商品にぴったり合うアイテムです。
ぜひお試しください!
購入はこちらから:[URL]

今後とも〇〇(会社名)をよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
顧客の過去の購入履歴を元に商品を提案することで、顧客が興味を持ちやすくなります。
関連性が高い商品を紹介することで、「自分に必要な商品かもしれない」と感じてもらいやすく、再購入につなげられる可能性も高まるのです。

例文4:期間限定クーポンのプレゼント

件名:【〇〇様限定】次回購入時に使えるクーポンプレゼント!

〇〇様

ご無沙汰しております。
〇〇(会社名)です。
今回は、〇〇様に感謝の気持ちを込めて、次回のお買い物に使えるお得なクーポンをプレゼントいたします。

[クーポン内容] ・割引額:〇〇円OFF
・利用期限:〇月〇日まで

クーポンを使って、次回のお買い物をお得にお楽しみください。
クーポンのご利用はこちらから:[URL]

今後とも〇〇(会社名)をよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
期間限定のクーポンを提供することで、顧客に再度の購買を促します。クーポンは利用期限を設けることで、顧客に急いで購入を決断させる効果も期待できます。

ブランド想起DM

休眠顧客にブランドへの愛着を再燃させるためには、ブランドのストーリーや理念を伝え、顧客とのつながりを再構築することが重要です。以下の例文を参考にして、顧客にブランドへの愛着を再確認してもらいましょう。

【目的別】休眠顧客に響くDM例文集!反応率を高めるテクニック

例文1:ブランドの近況報告と感謝のメッセージ

件名:【〇〇様へ】ブランドの新しい取り組みと感謝の気持ちをお届けします

〇〇様

ご無沙汰しております。〇〇(会社名)です。
いつも〇〇(ブランド名)をご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。

私たちは日々、より良い商品をお届けするために取り組んでいます。
今年は新たに【〇〇(新商品や新サービスなど)】を発表し、さらに多くの方々に愛されるブランドを目指して邁進しています。

【〇〇(新商品やサービス)の紹介】
・新商品の特徴や利点
・商品の利用シーンやお客様の声

〇〇様におかれましても、これからも変わらぬご支援をいただけますと幸いです。

今後とも、〇〇(ブランド名)をよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
この例文では、顧客にブランドの近況を報告し、進化する姿を伝えることで、顧客に安心感と期待感を抱かせています。また、「感謝の気持ち」を伝えることで、顧客に大切にされていると感じてもらえるよう配慮しています。

例文2:顧客への想いを伝えるメッセージ

件名:【〇〇様へ】私たちの想いと、これからの挑戦について

〇〇様

こんにちは、〇〇(会社名)です。
日頃から〇〇(ブランド名)をご愛顧いただき、ありがとうございます。

私たちは〇〇(ブランド名)を通じて、お客様に「心地よさ」や「楽しさ」をお届けしたいと常に考えています。
私たちのブランドには、単なる商品を超えた「想い」が込められています。
それは、【〇〇(ブランドの理念や価値観)】に基づき、どんな時でもお客様に寄り添い、最高の体験を提供することです。

【ブランド理念】
・〇〇(ブランドの想いやビジョン)
・これまでの歩みと今後の挑戦

〇〇様にとって、私たちのブランドがこれからも共に歩むパートナーであり続けることができれば、こんなに嬉しいことはありません。
どうぞ、これからも私たちの想いを応援していただけますと幸いです。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
この例文はブランドの理念や価値観を前面に出して、顧客との感情的なつながりを深めることを目的としています。単に商品の紹介をするのではなく、ブランドの「想い」を伝えることで、顧客に共感を呼び起こします。

例文3:ブランドのストーリーを紹介

件名:【〇〇様へ】私たちの物語と、これからの展望について

〇〇様

こんにちは、〇〇(会社名)です。
今回は〇〇(ブランド名)のストーリーを、改めてお伝えしたいと思います。

私たちのブランドは、【創業者の想い】や【立ち上げの経緯】から始まりました。
最初は小さな一歩でしたが、お客様の支えのおかげでここまで成長することができました。
これからも、変わらぬ情熱でお客様に価値ある商品をお届けし続けることをお約束します。

【ブランドの歩み】
・創業から現在までのストーリー
・支えてくれた顧客やパートナーへの感謝
・これからの展望と新たな挑戦

私たちの物語を共有することで、〇〇様にも共感していただければ嬉しいです。
そして、今後とも〇〇(ブランド名)を愛していただければ、私たちの原動力になります。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
この例文ではブランドのストーリーを通じて、顧客に感情的なつながりを感じてもらうことを目指しています。ブランドの誕生から現在に至るまでの背景や成長の過程を紹介することで、顧客に共感や愛着を抱いてもらいやすくなるのです。

アンケート・意見収集DM

顧客の声に耳を傾け、彼らがどのような理由で休眠状態に至ったのかを理解することは、休眠顧客との関係の再構築に向けた大切なステップです。
以下に、アンケートや意見収集を目的としたDMの例をご紹介します。

例文1:休眠理由を尋ねるアンケート

件名:【〇〇様のご意見をお聞かせください】ご利用再開に向けたアンケートのお願い

〇〇様

こんにちは、〇〇(会社名)です。
ご無沙汰しております。
〇〇様に再びお会いできることを楽しみにしています。

突然のお知らせとなりますが、〇〇様にとって、私たちのサービスがどのように役立っていたか、または現在どのような理由でご利用をお休みされているのかをお伺いしたく、アンケートをお願いさせていただきます。

【アンケート内容】
・ご利用をお休みされた理由(例:商品選び、価格、サービス内容など)
・今後、どのような改善を望まれるか
・再度ご利用いただけるきっかけは何か

ご回答いただいた内容を基に、今後のサービス向上に役立てさせていただきます。
お手数をおかけしますが、以下のリンクよりアンケートにご協力いただけますと幸いです。

[アンケートリンク]

ご回答いただいた方には感謝の気持ちとして、次回のご購入時に使える〇〇%OFFクーポンをプレゼントいたします。

今後とも〇〇(会社名)をよろしくお願いいたします。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
この例文では、顧客に対して休眠の理由を尋ねると同時に、その意見を真摯に受け止め、サービス改善に活かす姿勢を示しています。アンケート回答者にはクーポンを提供することで、顧客が協力しやすいように配慮しています。

例文2:サービス改善のための意見募集

件名:【〇〇様のご意見をお聞かせください】サービス向上にご協力お願いします

〇〇様

お世話になっております。〇〇(会社名)です。
〇〇様が過去にご利用いただいた際に、何かご不便な点やご満足いただけなかった点はございませんでしたか?

私たちは、お客様の声を大切にし、常にサービスの改善に取り組んでおります。
〇〇様からのご意見をもとに、より良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、ぜひお聞かせください。

【ご意見内容】
・サービスや商品について感じた改善点
・ご利用時の体験や期待に沿わなかった点
・今後追加してほしい機能やサービス

アンケートにご回答いただいた方には感謝の気持ちとして、次回のご利用時に使用できる〇〇ポイントをプレゼントいたします。
ぜひ、〇〇様の貴重なご意見をお寄せください。

[アンケートリンク]

ご協力いただけますこと、心より感謝申し上げます。

〇〇(会社名)
[担当者名]

解説:
この例文では、顧客の意見をサービス向上に活かしたいという誠意を伝えています。
とくに、サービスに不満があった可能性を前提に、改善点や期待に沿わなかった点を尋ね、顧客が自由に意見を述べられる環境を作っています。
意見募集に対しては、ポイントなどの特典を提供することで、顧客の参加を促しています。

休眠顧客向けのDMで反応率をアップさせるテクニック

休眠顧客向けのダイレクトメール(DM)は、ただ送るだけでは効果が薄いです。
反応率を高めるためには、開封率を上げ、顧客の心を動かし、行動に結びつける工夫が必要です。
以下のテクニックを駆使することで、DMの反応を引き出しやすくなるでしょう。

開封率を高めるための工夫

目を引くデザインと紙質の選択

DMのデザインは顧客が最初に触れる部分で、非常に重要です。
ブランドイメージに合った色やフォントを選び、視覚的に目を引くものに仕上げましょう。紙質にもこだわることで高級感を伝えられます。

宛名書きの工夫

宛名は手書きにすることでパーソナライズ感が増し、特別感を演出できます。
機械印刷よりも手書きの方が親近感を与え、顧客に「大切にされている」と感じさせ、開封率を高めます。

🔍あわせて読みたい!
≫手書きDMとは?効果や反応率をアップさせるためのポイントを解説

キャッチーなタイトル

DMの件名やタイトルは開封を促す重要な要素です。
数字や限定感を使うことで、顧客に特典を明確に伝えられます。具体的な表現を使うことで「今すぐ開封しよう」と思わせる効果があります。

共感を呼ぶメッセージ作成

不動産仕入れ営業には手書きDMがオススメ

顧客の気持ちに寄り添う言葉選び

休眠顧客には、一方的な情報発信ではなく、親近感を与えるメッセージが重要です。「お久しぶりです」「ご無沙汰しております」など温かい言葉を使い、顧客に寄り添いましょう。「ご不便があれば教えてください」と、悩みに寄り添うことで再度の利用を促進します。

過去のつながりを想起させる

過去の購入履歴や利用状況を参考に、顧客とのつながりを再確認させるメッセージが有効です。
「以前〇〇をお試しいただきありがとうございました」など、過去の良い思い出を呼び起こし、顧客の関心を引き戻しましょう。

行動を促す明確なCTA (Call To Action)

具体的なアクションを促す文言

DMの最後には、「今すぐ購入」「詳細はこちら」「お問い合わせはこちら」など、具体的で直感的なCTA(Call To Action)を記載します。これにより、顧客が迷わず行動に移しやすくなり、反応率を高めます。

QRコードやウェブサイトへの誘導

QRコードやウェブサイトへのリンクを活用することで、顧客がスマートフォンやPCからすぐに次のステップに進めるようにします。QRコードをスキャンするだけでオンラインショップにアクセスでき、購入手続きがスムーズに行えます。

おわりに

本記事では、休眠顧客に響くDMの具体的な例文について、反応率を高めるテクニックをご紹介しました。
休眠顧客に響くDMを送るためには、顧客のニーズを理解し、再購入を促すために「お得感」「特別感」「限定感」をアピールすることが重要です。
休眠顧客に再度アプローチする際は、さまざまなテクニックを活用して、効果的なDMを作成し、顧客との関係を再構築していきましょう。

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三輪姫乃

三輪姫乃

ダイレクトメール発送代行専門会社・上場企業 【ディーエムソリューションズ株式会社】 ◆DM発送営業→新卒教育担当→教えてDM先生編集等のオウンドメディア運営や事業部の営業推進に関わる業務を担当。マーケティング検定/ウェブ解析士の資格を保有。