QRコード付きDMで反響率をアップさせよう!メリットやコツを解説
2024.09.26ダイレクトメール
ダイレクトメール(以下:DM)は個人や企業に向けた印刷物であり、マーケティング施策のひとつに含まれます。DMに書かれている、電話番号やメールへの問い合わせ件数により反響測ることができます。
しかし、DMでは情報を伝えきれなかったり、DM経由での反響をより詳しく知りたいという企業は多いのではないでしょうか。そこで今回は、QRコード付きDMのメリットや、反響率をアップさせるためのコツについて解説します。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
目次
DMにQRコードを印刷するメリット
DMにQRコードを印刷することで、下記のメリットを得られます。
ユーザーの詳細な動きを把握できる
本来のDMは電話番号やメールなどで問い合わせがきた件数をカウントすることで成果を計測しています。
プラスで、DMにQRコードを掲載することで、QRコードを読み込んでその先のランディングページ(以下:LP)に流入した時間や商品・サービスの購入までに至った動きなどを把握することが出来るようになります。また、Googleアナリティクスなど解析ツールを利用することで、流入したユーザーのおおよその年齢や性別、趣味嗜好などのデータも取得できるため、今後の施策にも活かせます。
このように、ユーザーの特性や詳細な動きを、数値やデータで可視化できる点は、QRコードのメリットといえます。
簡単に導入できる
QRコードに馴染みがない人にとってQRコードの作成は複雑だと思われがちですが、実は非常に簡単に作れます。既にLPやホームページなどがある場合、URLをQRコードに変換するだけで作成できます。
作成したQRコードは印刷に対応したサイズで画像としてダウンロードし、DMに掲載すればOKです。QRコードの画像の解像度が荒いと読み取れない可能性もある為、必ず最適なサイズのものを使用しましょう。
DMに載せる情報を厳選できる
DMに情報掲載できるスペースは限られているため受け取った人が興味を持つような情報を厳選してDMへ記載しなければなりません。その為、「あの情報を乗せたいけどスペースが足りない…」と悩むことも多いではないでしょうか。
そのような場合、対象となる商品やサービスの詳細な情報が記載されたページのURLをQRコードに変換することで、DMに掲載する情報を厳選できます。
DMからLPへ遷移させることですべてを説明する必要がなくなり、ユーザーが本当に必要な情報に絞れるのです。
反響率のアップが期待できる
QRコードをDMに掲載することで、DMを受け取った人がLPに遷移する可能性が高くなり、LPに設置しておいた問い合わせフォーム等から問い合わせをしてくれる可能性も高まります。逆にQRコードがなかった場合、ユーザーは直接電話をしたり、自分でURLを入力したり、商品やサービス、企業を検索するという手間が発生する為、問い合わせへ至るまでのハードルが上がります。
利便性はDMの反響に大きな影響をおよぼす要素であることから、QRコードで利便性を高めることで問い合わせなどの反響率の向上が期待できます。また、QRコードひとつでさまざまな情報を得られるほか、先述の通り顧客データを収集できるため、近年では積極的に採用されています。
DMにQRコードを設置する場合の注意点
以下、DMにQRコードを設置する場合の注意点をご紹介します。
ターゲットによっては効果が薄い
一般社団法人日本ダイレクトメール協会の調査によると、QRコードなどが掲載されたDMからWEBサイトへアクセスする割合は性別や年齢によって異なることが発表されています。
QRコードに限らず、DMに記載されているURLにアクセスした割合について、例えば、20代男性は63.3%がアクセス経験があるのに対して、同じ20代の女性は42.8%と約20%の差があります。年代にもよりますが、男女で見ても差があることが分かります。このことから、DMにQRコードを載せる場合は、ターゲットをしっかりと見極めることが重要です。
参考資料:一般社団法人 日本ダイレクトメール協会「「DMメディア実態調査2023」調査報告書要約版」
LPやWEBサイトを用意する必要がある
QRコードはオフラインからオンラインに繋げるための施策であることから、LPやWEBサイトを用意する必要があります。
それぞれのページを一から作成する際には、多くの時間と高額な費用が必要になるため、計画的な行動が求められます。とはいえ、近年では多くの企業がホームページやサービスページを構築しているため、負担は少なくないでしょう。
それでも専用のLPを作成する場合は費用と時間が必要になるため、DM発送前に準備しておきましょう。
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DMのデザインを最適化する必要がある
DMは紙面に情報を出力する媒体である以上、記載できるスペースが限られています。
記載する情報の要不要を判断し、サイズやレイアウトも工夫する必要があります。
QRコードを掲載する際は読み取りが可能なサイズであることや、QRコードを含んだデザインにしなければなりません。QRコードが設置されていることで違和感が生まれないように、DMのデザインを最適化しなければならない点は注意しましょう。
QRコード付きDMで反響率をアップさせるコツ
下記は、QRコード付きDMで反響率をアップさせるコツになります。
読み取りやすいQRコードを用意する
QRコードをDMに掲載する際は、視覚的に目立たせたり、大きさやコントラストを調節したりして読み取りやすくすることが重要です。
多くのユーザーは一度で読み取れないと、遷移先のページにアクセスせず、情報を取得せずに終わってしまいます。また、サイズが小さすぎる場合も読み込めない原因となるため、事前に印刷をして大きさや解像度をチェックしましょう。QRコードの読み取り安さはDMの成果に大きな影響をおよぼすため、最適なQRコードの準備は絶対条件です。
また、LPへ遷移した後のお問い合わせフォームへの導線や設問などの分かりやすさまで気を遣う必要があります。
特典やキャンペーンを用意する
QRコードを読み込んでもらいDMの成果を上げる為に、特典やキャンペーンを用意するのも手法です。
割引や特典を受けられるというお得感を、QRコードを読み込んでLPへアクセスするだけで簡単に得られるという利便性がマッチしています。また、プレゼント抽選企画の場合、QRコードにアクセスすることですぐに結果を確認できるなど、用途は多岐にわたります。
ユーザーに直接的な満足度を簡単に提供できる点は、QRコードのメリットといえるでしょう。
PDCAを回す
DMの成果を改善するためには、PDCAサイクルを回して施策を実施することをおすすめします。
例えば、QRコードを掲載していて、LPへのアクセスが少ないときはDMの改善が必要になります。また、LPへの流入はあるけれど、購入や利用者登録に至らない場合はLP自体やお問い合わせフォームの改修が必要です。
ユーザーはDMで概要を理解したうえで、興味やニーズを持っている人がアクセスしていることを念頭に置きつつ改善案を立案することが重要です。
簡易な内容やただの商材説明ではなく、購入や利用によってどんなメリットがあるのかを具体的に訴求することなどが挙げられます。文章だけではなく、図や表などを用いることで伝わりやすいDMや、遷移先のLPを構築できるでしょう。
DMの発送代行業者を利用する
QRコード付きのDMを発送する際は、QRコードの作成やデザインの構築、顧客リストの作成など、さまざまな業務が発生します。
DMの発送代行業者を利用することで、DM発送に関する作業の一部、または全部を依頼できることから、業務負担が減ります。発送代行業者にはDMに関するさまざまなノウハウが蓄積されていることから、相談をすれば最適な方法を教えてくれるでしょう。
大量に送付ができて、コストを下げられる点も発送代行業者を起用するメリットといえます。
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おわりに
こちらの記事では、QRコード付きDMのメリットや注意点、反響率の上げ方についてご説明しました。
DMにQRコードを付けることで、下記のようなメリットを得られます。
・ユーザーの詳細な動きを把握できる
・簡単に導入できる
・DMに載せる情報を厳選できる
・反響率のアップが期待できる
一方、ターゲットによっては効果が薄い、LPやWebサイトが必要である、DMのデザインを最適化する必要がある点には注意しましょう!
ユーザーの利便性やページ遷移率向上が期待できるため、DMにQRコードを付けてみましょう。
小山咲
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