1:5の法則とは?DMの活用でコストを抑えて新規顧客を獲得しよう

2025.05.27ダイレクトメール
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1対5の法則とは
「最近、新規顧客を獲得するためのコストが高すぎる」と感じたことはありませんか。
広告単価の上昇や競争激化により、新規顧客の獲得は年々コスト高になっています。
とはいえ、事業の成長において新規開拓は欠かせない重要なテーマです。
この記事では、新規顧客獲得にかかるコストの仕組みと、その効率化に役立つ「1:5の法則」を解説します。

1:5の法則とは何か

「1:5の法則」とは、新規顧客の獲得には、既存顧客の維持と比べてコストが5倍かかるというマーケティング理論です。
経営コンサルタントであり、顧客ロイヤルティ研究の第一人者であるフレデリック・ライクヘルド氏によって提唱されました。特にデジタル化によって新規顧客獲得がますます困難になる現代において、効率的なマーケティング戦略を考える上で、この法則を理解することが不可欠となっています。

一緒に覚えておくと役立つ法則

1:5の法則を理解するうえで、関連する他のマーケティング法則も併せて知っておくと、より実践的な戦略立案が可能になります。ここでは、「5:25の法則」と「パレートの法則」についてご紹介します。
どちらも顧客行動や経営資源配分の最適化を考える際に、大いに参考となる指標です。

5:25の法則

5:25の法則とは、顧客離れを5%改善できれば、利益が25%以上向上する可能性があるという考え方です。
この法則は、顧客ロイヤルティの向上が収益改善に直結することを示しています
特に競争が激しい市場においては、顧客維持に注力することで、長期的な利益体質への転換が可能になるため、マーケティング施策の立案において有効な視点です。

パレートの法則

パレートの法則は、8:2の法則とも呼ばれ、全体成果の80%が上位20%の要素に由来するという経験則です。
マーケティング分野では「売上の80%は20%の顧客から生まれる」とされ、優良顧客への重点的アプローチの重要性を説明する際に使われます。限られたリソースで最大の成果を得るために不可欠な考え方です。

新規顧客の獲得コストが高くなる理由

新規顧客の獲得コストが高くなる理由

新規顧客の獲得コストが高くなる背景には、「純顧客価値」が深く関係しています。
純顧客価値とは、顧客が商品やサービスに期待する総合的な価値から、購入に伴うコスト(時間・金銭・心理的負担など)を差し引いたものです。

新規顧客は商品やサービスへの理解や信頼が形成されていないため、購入決定までに多くの心理的・時間的コストが発生します
そのため企業は信頼構築に追加のリソースを要し、新規獲得コストが膨らみます。
これが新規顧客の獲得コストが高騰する主な要因です。
とはいえ、事業の持続的な成長には既存顧客の維持とともに新規顧客の開拓も欠かせません。

新規顧客の獲得にはDMの送付がおすすめ!

現代のユーザーは、デジタルの広告を見慣れており、無意識に読み飛ばしたりスクロールしたりするケースも珍しくありません。
こうした状況から、あえてアナログな手法であるダイレクトメール(以下:DM)で広告を配信する方法が再評価されています。
物理的な紙のDMはデジタル情報に埋もれず、ターゲットの印象に強く残る特徴があるためです。

DMなら新規開拓のコストを抑えられる?

2024年の日本ダイレクトメール協会調査によると、本人宛DMの開封・閲読率は74.3%に達しています。
これは一般的に20%前後とされるメルマガの開封率と比較して圧倒的です。
さらに、DMの反応率(受け手が実際に行動を起こす割合)は受取に対して20%程度とされ、特に若年層への効果が高いことも判明しました。

また、QRコードや専用URLを同封することで効果測定も容易になり、反響の高さから新規顧客の獲得にかかる総コストを抑える効果が期待できます。ターゲットリストの精査や、DM内容のパーソナライズ化によって、無駄なコストを削減しつつ高い成果を得ることが可能です。
参照:一般社団法人 日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2024」

新規顧客の獲得には「セルマーケ」を活用しよう!

新規顧客の獲得には「セルマーケ」を活用しよう!

新規顧客の獲得に向けたDM施策を成功させるためには、ターゲット選定から発送管理まで、きめ細かな対応が求められます。
セルマーケ」は、ターゲットリスト作成からDMの印刷~発送までをワンストップでサポートいたします。
誰でも簡単にWEBから注文が可能です。オンライン相談フォームもあるのでお気軽にご相談ください。

さらに、開封率向上を図りたい場合には、「ウルトラ手書きレター」もご活用いただけます。
本文はもちろん、宛名だけでも手書きで仕上げることで、受け手に特別な印象を与え、DMの開封率・反響率を高めることが可能です。
新規顧客の獲得施策にお悩みの際は、ぜひご利用ください!

おわりに

新規顧客の獲得コストが高騰している今、効率的かつ確実な施策が求められています。
1:5の法則を踏まえたDM施策は、コスト効率の高い顧客基盤づくりに直結します。
DM施策の際は「セルマーケ」を活用し、貴社の新規開拓活動をより加速させていきましょう。

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小山咲

小山咲

ダイレクトメール発送代行専門会社・上場企業 【ディーエムソリューションズ株式会社】 ◆ダイレクトメール事業 営業部 ◆DM発送営業→新卒教育担当→教えてDM先生編集等のオウンドメディア運営や事業部の営業推進に関わる業務を担当。