【例文・デザイン例あり!】IT・通信業界の効果的なDMの作成方法
2024.05.22 2022.07.27事例・効果測定サービス資料やセミナーなどがオンラインで閲覧できるようになった近年では、集客の方法をメルマガで行っている企業がほとんどです。
しかし、SaaSサービスは導入までの検討期間が非常に長く、お客様との良好な関係性を築くことが重要となるため、新規顧客の開拓では、オンラインでのアプローチ以外にオフラインのダイレクトメールを用いた手法が注目されています。
この記事では、「メルマガ以外の集客施策を探している」「効果的なコピーやデザインが思い浮かばない」とお悩みの方のために、企画・制作に役立つDMクリエイティブのノウハウを、要点をしぼって紹介します。
他社事例にもとづく例文やデザイン見本も掲載していますので、アイデアのヒントとしても参考にしてください。
目次
IT・通信業界における、DM活用のメリット3つ
IT・通信業界でDMを活用した際のメリットは次の3つです。
2.ターゲットによって伝える情報を選べる
3.オンライン施策と組み合わせることで認知向上が期待できる
1つずつ説明していきます。
顧客に直接アピールできる
さまざまな顧客に対して、直接アピールできる点はDMの大きなメリットの1つです。 商品やサービスを認知してもらいやすく、情報が形として残るため、後の問い合わせや購入に繋がりやすくなります。
また、一般社団法人日本ダイレクトメール協会が2020年に行なった2,000人を対象にする調査によると、「届いたものに、いったんは内容に目を通す」と答えた消費者はDMが62.6%、メルマガが42.3%という結果になりました。
このことから、DMはメルマガよりも一度は目を通してもらえる可能性が高い、ということがわかります。
ターゲットによって伝える情報を変えられる
新規顧客や既存顧客などのターゲットに合わせて、伝える情報を変えられる点もメリットの1つです。
例えば、新規顧客には「新商品やキャンペーン案内」、既存顧客には「定期的なフォロー」のように、顧客の属性や訴求したい商品によってキャッチコピーや掲載情報を変えることで戦略的にDMを送ることができます。
オンライン施策と組み合わせることで認知・満足度の向上が期待できる
DMはメルマガなどのオンライン施策と組み合わせて使用することで認知度・満足度の向上が見込めるという研究結果があります。
オンライン施策のみを行っている企業に対する認知度・満足度は訴求回数を重ねるごとに低下傾向にあるのに対し、DMなどのオフライン施策と組み合わせて使用することで、認知度・満足度が訴求回数を重ねるごとに上昇するということが分かっています。
この理由として、受け手側がDMの持つ紙の温かみや企業の労力を感じることでロイヤルティが向上するためだと考えられています。
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DMを作成するうえで注意すること
DMを作成するうえで以下のポイントを注意してください。
2.送付先に合わせてダイレクトメールの内容を決める
3.行動を誘導できるような仕掛けをする。
こちらも解説していきます。
目的に合った送付リストを作る
効果的なダイレクトメールを発送するには、まず目的にあった送付リストを作成する必要があります。
ターゲットとする顧客をうまく絞り込めば、DMの開封率や反応率を高めることが可能です。
リアクションが期待できない顧客を避ければ、無駄な発送を減らすことができるので発送費のコスト削減にもつながります。
送付先の絞り込みにお困りの方は、企業宛ての送付先リストをエリアや業種、会社規模、経営状況などの条件で絞り込んで購入できる「DMリストメーカー」というサービスを展開しておりますので、企業宛のDM発送をご検討の際に是非ご活用ください。
送付先に合わせてダイレクトメールの内容を決める
送付先が決定したらターゲットの属性に合わせてDMのデザインを作成しましょう。
例えば、ターゲットが新規顧客か、それとも既存顧客かで内容は変わってくるはずです。
新規顧客に対しては、「弊社を初めてご利用いただくお客様へ」などのキャッチコピーで展開したり、初めて利用する顧客向けの特典を紹介するなどで興味を引くことができます。
同じ内容のDMを既に何度も利用している人に送っても、そもそも特典の対象外のため意味がないため、効果は見込めないでしょう。
ターゲットに合わせた文章のDMを作成してこそ、効果が期待できます。
行動を誘導できるような仕掛けをする
電話番号やQRコードを掲載し、顧客がまずどこにアクセス(問い合わせ)すればいいかわかりやすくすることも効果的です。
DMを見て商品やサービスに興味を抱いても、問い合わせ先がわからないと自分で調べるしかなく、購入まで至らない可能性があります。
DMを読んだ後の顧客の行動を想定し、行動を促す導線を作っておくことで、反響アップにつながります。
電話番号やQRコードで商品の情報がすぐに出るような工夫を施し、顧客の行動を誘導できるような導線をつくりましょう。
おわりに
この記事では、IT・通信業界におけるDM活用の有効性やDMの効果を上げるポイントや活用のコツを紹介してきました。
DMは実施ごとに効果を検証し、課題を洗い出し、次回の改善につなげることで、徐々に反響を増やしていくことができます。
下記の記事では、そうした施策に欠かせないDMの効果測定指標について詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
DMが完成したら、次は発送代行業者を探しましょう。
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この記事が貴社の集客アップ・サービスの認知向上のきっかけになることを願っています。
七海文哉
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