ゆうパックとは?サイズや料金などの特徴を徹底解説!
2024.03.21 2023.10.25郵便サービスゆうパックとは、郵便局の宅配サービスです。土日祝日配達・日時指定可能であり、コンビニなどでも差出ができるので馴染みがある方も多いと思います。
本記事では、ゆうパックの基本情報・配送日数や追加オプションの有無・お得な割引サービス・差出方法・類似サービスについて徹底解説します!是非ご活用ください。
目次
ゆうパックの基本情報
まず初めに、ゆうパックの基本情報を以下に記載します。
規格サイズ・重量・料金
規格サイズ・重量
- 大きさ:荷物の3辺(縦・横・高さの外寸)の合計が170cm以下(=170サイズ以下)
- 重さ:25kgまで
>💡重さが25kg~30kgの場合は、重量ゆうパックを利用してください。
料金
- サイズと差出元からお届け先の距離によって変動
サイズ計算例)縦38cm+横25cm+高さ25cm=合計88cmとなるので、100サイズ以内になります。
▽▽料金例(差出元・お届け先:東京都内)▽▽
サイズ | 荷物の大きさ (縦・横・高さの合計) |
運賃 |
60サイズ | 60cm以下 | 820円 |
80サイズ | 80cm以下 | 1,130円 |
100サイズ | 100cm以下 | 1,450円 |
120サイズ | 120cm以下 | 1,770円 |
140サイズ | 140cm以下 | 2,120円 |
160サイズ | 160cm以下 | 2,450円 |
170サイズ | 170cm以下 | 3,000円 |
送れないもの ・送れるもの
ゆうパックは以下のものが送れないので注意しましょう。
送れないもの
- 信書
- 現金
- 複数の個人情報を含むもの
- 爆発性、発火性、その他の危険性のある物
- 毒薬、劇薬、毒物および劇物
- 人に危害を与えるおそれのある動物
- 生きた病原菌および生きた病原体を含有し、または生きた病原体が付着していると認められる物
- 法令に基づき移動または頒布を禁止された物
- 航空機による輸送ができないもの ※詳しくはこちら>>
送れるもの
上記「送れないもの」以外のものは基本的に送ることができます。
また、ゆうパックは利用目的に適したサービスがあります。
- 重量ゆうパック
- チルドゆうパック
- ゴルフゆうパック
- スキーゆうパック
- 空港ゆうパック
- 当日配達ゆうパック
ゴルフバッグやスキー・スノボ板など、持ち運ぶのが辛い大きな荷物を送ってくれるサービスはとてもありがたいですね!
利用するメリット・デメリット
メリット
- 各サイズごとの重量制限がない(小さくて重いものを送るときに最適)
- 宅配伝票(送り状)は郵便局・コンビニで貰える(無料)
- 宅配伝票(送り状)はネットでも作成できる
- お届けの日時指定ができる
- 住所が分からない相手にも送れる※郵便局のアプリ利用時のみ 詳細サービスページはこちら>>
デメリット
- 他社の宅配サービスと比べ、規格サイズが小さい
- 割引が少ない
- 冷凍発送が不可
利用する際の注意点
品名をおおざっぱに書いてしまうと受け付けてくれません!
「日用品」や「小物」などでは中身が分からないので、受付の際に「中身は何ですか?」と尋ねられ、差出の際に予想以上の時間がかかる場合があります。もし受付でスルーされても、後ほど郵便局から電話がかかってきて聞かれるケースもあります。
なぜ聞かれるのかというと、航空機による輸送可否を判断するためです。最悪の事態にならないよう、しっかりと確認を行っています。確認後、遠方宛で爆発の恐れのあるものは陸便での輸送になります。
ちなみに、東京発→関東宛のような「航空機使わないでしょ!」と思われる場合でも詳細な品名を求められます。プレゼントなので品名を書きたくない・・・と言った場合には、郵便局の窓口の方に中身と意図を伝えて相談してみてもよいでしょう。一緒に考えてくれるはずです。
配達日数やオプション
続いて、配送日数や付けられるオプションについて以下で説明します。
配達日数は?
配達日数は、郵便局の自動計算ツールを使うとわかりやすいです。
お届け日数を調べる>>
差出元・宛先の郵便番号を入力すれば検索できます。郵便番号入力の際、「ー(ハイフン)」は有っても無くてもどちらでも問題ありません。些細な事ですが、エラーが出ないのは嬉しいですよね。
郵便番号が分からない場合は、送り先の住所から郵便番号を調べる機能もついています。
日時指定やオプションは?
日時指定・付けられるオプションについて以下で詳細を説明します。
日時指定
ゆうパックは日時指定可能です。また、選択できる時間帯は全部で7通りあります。
- 午前中
- 12時頃〜14時頃
- 14時頃〜16時頃
- 16時頃〜18時頃
- 18時頃〜20時頃
- 19時頃〜21時頃
- 20時頃〜21時頃
付けられるオプション
- セキュリティサービス ・・・基本運賃+420円
- 代金引換(代引き) ・・・基本運賃+290円
※引換金額が200万円以下の場合利用できます。また、引換金額が30万円を超える場合は、セキュリティサービスが必須になります。
郵便局の引き受けから配達までの送達過程を記録し、ゆうパックが届かない・壊れたなどの場合に実損額を支払ってくれるサービスです。内容物が30万円を超える場合におすすめ。
※セキュリティサービス専用のラベルを記入する必要があります。
※損害要償額は50万円までです。(内容品以上の金額請求はできません。)
※コンビニ、取扱店に差し出す場合は利用できません。
お得な割引サービス
ゆうパックで利用できる割引サービスを以下に記載します。
●持込割引(割引額:120円/個)
>郵便局・コンビニなどのゆうパック取扱所に荷物を持込することで適用
●同一あて先割引(割引額:60円/個)
>1年以内に発送したゆうパックまたは重量ゆうパックの「ご依頼主控え」を添えて、同じあて先・種類の荷物を差し出す際に適用
※同一あて先割引欄に使用済みの日付印の押印されているものは対象外
※着払は対象外
●複数口割引(割引額:60円/個)
>同じあて先・種類のものを2個以上差し出しする場合に適用
※ゆうパックと重量ゆうパックの組み合わせは不可
※着払は対象外
▼「ゆうパックスマホ割アプリ」利用時の割引 ※「日本郵便アプリ」とは異なるので注意!
●アプリ利用割引(割引額:180円/個)
クレジットカードの事前登録を行った上で、スマホアプリで作成したあて名ラベルにて差出した場合に適用
●郵便局受取割引(割引額:100円/個)
>発送時、郵便局を受け取り場所に指定することで適用
●継続利用割引(割引:割引後の運賃から10%割引/個)
>前月までに1年間に10個以上の発送があった場合に適用。
※「郵便局受取割引」と併用が可能。
※「持込割引」「同一あて先割引」および「複数口割引」は適用不可。
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ゆうパックの発送方法
それでは、ゆうパックでの発送方法を以下に記載します。
送り状を準備する
送り状(宅配伝票)は、①自宅のパソコンで印刷/②スマートフォンアプリで入力し、郵便局で発行/③手書きの3パターンから選択できます。
①②③の詳細については以下に記載します。
①自宅のパソコンで印刷
インターネット上で会員登録を行い、送り状を作成します。
日本郵便サービスページ Webゆうパックプリントはこちら>>
②スマートフォンアプリで入力し、郵便局で発行
スマートフォンで日本郵便のアプリをダウンロード後、初期設定を行う必要があります。基本運賃から割引が適用されるので、スマートフォン操作に慣れてる方には非常におすすめです!
★日本郵便アプリ ゆうパックスアホ割アプリ詳細はこちら>>
③手書き
郵便局もしくはコンビニで無料で貰えます。複写式の伝票のため、1枚ずつの手書き対応が必要になります。
荷物を梱包する
ゆうパックの梱包用品は、郵便局にも用意があります。ゆうパック包装用品一覧>>
梱包資材に指定はないので、自身で手配した段ボールでも全く問題ありません。
梱包する際には、荷物が段ボール・袋の中で動かないようにピッタリサイズのものを使用するか、緩衝材を入れ、荷物が破損しないようにしましょう。
差し出し
梱包した荷物に送り状を貼付すれば、あとは差出です。差出は、①持込/②集荷 どちらか選択ができます。
①持込
「お得な割引サービス」にも記載した通り、持込することで1個あたり120円の割引が適用されます。持っていけるのであれば、持込をおすすめします!
②集荷
荷物が重い・・・郵便局が遠い・・・という場合には郵便局に集荷に来てもらいましょう。依頼した時間によっては当日中の集荷は難しい場合があるので、最寄りの郵便局へ確認をおすすめします。
もちろんネット上での集荷依頼も可能です。
Web集荷サービスのお申込みはこちら>>
類似サービス
続いて、ゆうパックの類似サービスを以下に記載します。
ヤマト運輸の『宅急便』
▽▽料金比較(差出元・お届け先:東京都内)▽▽※2023年10月時点
― | ゆうパック | ヤマト宅急便 |
60サイズ | 820円 | 940円(2kgまで) |
80サイズ | 1,130円 | 1,230円(5kgまで) |
100サイズ | 1,450円 | 1,530円(10kgまで) |
120サイズ | 1,770円 | 1,850円(15kgまで) |
140サイズ | 2,120円 | 2,190円(20kgまで) |
160サイズ | 2,450円 | 2,510円(25kgまで) |
170サイズ | 3,000円 | 3,060円(30kgまで) |
180サイズ | 取扱い無し | 3,060円(30kgまで) |
200サイズ | 取扱い無し | 3,720円(30kgまで) |
ゆうパックの上限サイズ・重量は、上記にも記載している通り170サイズ・25kg以内ですが、ヤマト宅急便の場合は200サイズ・30kgまで対応が可能です。ただヤマト宅急便は、各サイズごとで最大重量が決まっています。値段で見るとゆうパックの方が安いので、170サイズよりも大きいものを送る場合のみヤマト宅急便を選ぶとよいでしょう。
またヤマト運輸にはクール宅急便があり、冷凍対応が可能です。80・100サイズを冷凍で送る場合は、ヤマト宅急便が最安値になります。(60サイズは佐川急便の飛脚宅配便が最安値)
佐川急便の『飛脚宅配便』
▽▽料金比較(差出元・お届け先:東京都内)▽▽※2023年10月時点
― | ゆうパック | 飛脚宅配便 |
60サイズ | 820円 | 850円(2kgまで) |
80サイズ | 1,130円 | 1,160円(5kgまで) |
100サイズ | 1,450円 | 1,490円(10kgまで) |
120サイズ | 1,770円 | 1,980円(20kgまで) |
140サイズ | 2,120円 | 1,980円(20kgまで) |
160サイズ | 2,450円 | 2,220円(30kgまで) |
170サイズ | 3,000円 | 2,600円(50kgまで) |
180サイズ | 取扱い無し | 2,890円(50kgまで) |
200サイズ | 取扱い無し | 3,480円(50kgまで) |
220サイズ | 取扱い無し | 4,070円(50kgまで) ※飛脚ラージサイズ宅配便 |
240サイズ | 取扱い無し | 5,240円(50kgまで) ※飛脚ラージサイズ宅配便 |
260サイズ | 取扱い無し | 6,420円(50kgまで) ※飛脚ラージサイズ宅配便 |
佐川急便の飛脚宅配便の上限サイズは160サイズ・30kgまでです。が、このサイズをオーバーした場合に「飛脚ラージサイズ宅配便」が利用できます。飛脚ラージサイズ宅配便は、260サイズ・50kg以内です。ゆうパック・ヤマト宅急便では対応できない大きなものを送る場合に非常に便利なサービスとなっています。140サイズ以上の荷物を送る場合は、飛脚宅配便を使った方が安くなっています。
また、飛脚クール便では冷凍対応が可能です。60サイズを冷凍で送る場合は、飛脚クール便が最安値になります。(80・100サイズはヤマト宅急便が最安値)
おわりに
いかがでしたでしょうか。ゆうパックについて詳細を解説しました。
スマートフォンアプリの利用や、郵便局などに持込すれば割引が適用できるのは嬉しいサービスですね!
ぜひ本記事を参考に、ゆうパックをお得に利用してくださいね。
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竹内 祥子
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