ダイレクトメールはサイズや仕様で効果が変わる?徹底解説!
2024.10.09 2023.09.05ダイレクトメール目次
DMのサイズに関する基本知識
いざ、「DMを送ろう!」と思っても、どんなサイズや形が最適なのか、悩んでしまいますよね。
この記事ではDM業界歴10年以上のベテラン営業マンが、よく使われているDMのサイズや用途別のおすすめ仕様、選び方について紹介したいと思います。
DMによく利用される定番サイズとは?
自宅や職場に届くDMを思い浮かべていただくと似たようなサイズや形のDMが思い浮かぶと思います。
世間に出回っているDMサイズには一定のパターンがあるので、ここではDM発送によく使われている定番サイズを紹介します!
一般的なはがきです。DMの発送以外にも様々な通知や案内の発送にも使われています。二つ折り(V折り)や三つ折り(Z折り)にして圧着すると、盛り込める情報量を増やせるのも人気のポイントです。サイズが小さく持ち運びに便利なので、店舗に持っていく為のセール案内などに使われることも多いです。※はがきの最大の魅力は郵送費の安さでしたが、2024年10月に値上がりがあり、今後減少する可能性もあります。
一般的なコピー用紙サイズです。最近ではA4サイズの厚紙だけで送るA4大判はがきDMが人気で、単純にはがきよりも情報量が多く載せられることや、DMに限らず印刷物として定番のサイズの為、印刷費用が割安というのも特徴の1つです。
郵便料金の場合だと定形外郵便物扱いとなりますが、日本郵便のゆうメールなどのメール便サービスでは割安で送れることで、DMの発送に多用されています。
一般的な定形サイズの封筒のDMです。皆さんの自宅にもよく届くと思いますが、はがき同様にDMの発送以外にも多く使われているサイズです。上記で紹介したA4サイズが三つ折りで入るサイズになる為、使い勝手が良いです。封筒に入れることで内容が外から確認できない為、開封して確認しようという心理になりますよね。プライバシー保護の観点から考えても、あまり他人に知られたくないようなセンシティブな内容やシークレットな内容にも対応ができます。
DMのサイズに制限はない。型にとらわれないDMもアリ!
上記でよく使われている定番サイズを紹介しましたが、必ずこのサイズで送らないといけない…という規定はありません。
基本的にはDMのサイズや形は、送り手側の自由です!
実際に発送する方法によってそれぞれのサイズ制限はありますが、よくある平面のものから立体的なDMまで色々な形が存在します。
制作・印刷・発送費用は一旦度外視しますが、過去にはこんなに変わったDMが話題になっています。
・コロナ禍を逆手にとったマスクケース付きDM
・たくさん届く年賀状の中でも目立つ!箱型の年賀DM
・新車の運転席疑似体験ができる大判チラシDM
・組み立てるとそのままスマホスタンドに!?変身DM
参照元:日本郵便「全日本DM大賞」(過去入賞作品)
DMのサイズを決めるうえでのポイントとは‥?
上記で説明した通り、様々なサイズや仕様があるDMですが、何を決め手としてサイズを決めればよいのでしょうか。
基準は主に3つあります!何を一番重視するかで選ぶサイズも変わってきます。
①受け取り手にDMを見て欲しい…「インパクト」
DMのサイズが大きければ大きいほど、もしくは、変わった形であればあるほど、ポストに投函され他の発送物と混ざっても目立つので、受け取り手に見てもらいやすくなり、印象にも残りやすくなります。
また、サイズが大きいとレイアウトやデザインの範囲が広がり、変形の場合であれば自由度も広がります。
その為、一般的には開封率が高くなると言われているので、とにかく手に取って見てほしい、認知してほしいというポイントが重要な場合は、インパクト訴求型の大きいサイズや変形の仕様を検討すると良いでしょう。
②たくさんアピールしたい…「情報量」
DMの内容によって記載する情報量は大きく変わってきます。
例えば、たくさんの情報量を載せたいのに小さい文字ではがきで送ると文字も小さくなり、受け取り手は読みづらいでしょう。
更に多くの情報を載せたい場合は、コストとの兼ね合いにはなりますが、パンフレットなどの冊子型にしてページ数を増やすなど、受け取り手が情報に目を通しやすい仕様を考慮する必要がありますね。
掲載する情報量が多く、サービスや商品の内容をきちんと知ってもらうということが目的の場合は、まず記載したい情報量を洗い出し、その情報量に見合ったサイズを選択しましょう。
③安く送りたい…「コスト」
DMは自由なサイズで送れる!とお伝えしてきましたが、DMのサイズや仕様によって製作~発送費用の部分も大きく変わってきます。
送り手としては、受け取り手の心を掴むような凝ったDMを送って、開封率や成約率を上げたいという狙いがあると思います。
しかし、どうしてもコストが気になってきますよね!
私は長年DM業界の営業として働いてきましたが、お客さまのご要望としては断トツでコストダウンが多いです。
コストを安く抑えてDM送りたいということであれば、記載したい情報量をリストアップしたうえで、見合うDMサイズとそのサイズで一番安く送れる発送方法を探すことが大切です。
そんな時は、圧倒的低価格でDMの印刷~発送を委託できる【セルマーケ】というDM発送代行サービスがありますので、送りたい仕様を選択して最適な発送方法で手配してもらうことができますよ!とても便利なのでお勧めです。
DMの内容別・おすすめのサイズや仕様!
DMの定番やサイズを決めるうえでのポイントについて説明してきましたが、ここでは具体的にDMの内容別におすすめのサイズや仕様を紹介します。
基本的には自由ですが、一般的なマナーや受け取り手側が受ける印象も考慮したうえで、選びたいところです。
①招待状系のDM
単なるDMではなく、「特別なお客さまへ送っていますよ」というプレミアム感のある印象を与えたいですよね。 こういった場合は結婚式などの招待状のような仕様が最適です。一般的によく用いられるのが、高級感のある用紙で二つ折り・三つ折りの厚紙カードを封筒に入れて手紙のような仕様です。
封筒にも宛名のラベルを貼るのではなく、直接封筒へ宛名を印字して、大量に出している”DM感を無くす“というのも工夫の1つです。 皆さんも手元に、DMっぽくない手紙のような封筒が届いたら必ず開封して中身を確認しますよね。
②情報が多い・少ないDM
情報量が多いDMの場合は、受け取り手が情報に目を通しやすいような仕様を選びましょう。
具体的には、情報量が多く載せられるA4サイズの圧着DMや、封書にして案内したいサービスや商品毎にチラシを封入することを推奨します。DMとして届いた後も、持っていてほしい、保管していてほしいような場合には、冊子やファイル型で送る場合もあります。
情報量が少ないDMの場合ははがきサイズにすることでコストを抑えられますし、逆にA4サイズの大判はがきなどに余白をたくさん使ってデザインすることでインパクトを与えられるDMに仕上げられることもあります。
③アンケートや調査のDM
アンケートや調査など、受け取り手に何か記入してもらい返送・返信してもらうような内容の場合は、案内状やチラシとは別に、受け取り手が記入する用紙としてA4サイズの印刷物を単体で入れておくことが多いです。
その際には書き込みやすいように上質系の用紙にする等の気遣いも大事ですね。そのような細やかな工夫によってアンケート等の回収率も変わってきます。
このようにDMの内容によってサイズや仕様を使い分けられると良いですよね。
WEB上で印刷~発送まで完結できる【セルマーケ】では、様々なサイズや仕様のDMに対応しています。印刷データと宛名先リストを入稿するだけで発送までやってくれるので、本当に便利です…!もし自分たちで発送しなきゃな…と思っている方がいたら、ぜひお手間削減になりますので使ってみてください!
おわりに
この記事では、ダイレクトメールを送る時のサイズを決めるポイントや内容別におすすめの仕様を紹介してきました。皆さんがDMについて考える場合の参考になれば幸いです。
本記事以外にも、DMを作成するにあたって気にしていきたい反響率等についてまとめた記事もありますので、是非併せてチェックしてみてください!
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丸山知紗
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