DMコストを削減して安く発送する方法6選!

2025.08.22 2018.08.20ダイレクトメール
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DMコストを削減して安く発送する方法6選!

年々値上げされるダイレクトメール(以下:DM)の印刷費や発送費。ダイレクトメール発送で新規顧客を獲得したり、既存顧客の満足度向上を狙いたいけれど、DM発送施策のコストがかさんでしまって困っている…そんな方も多いのではないでしょうか。
この記事ではDMコストを削減して安く発送するコツをご紹介していきますので、実践していただき、できるだけ安くDM発送を叶えましょう。
DM発送まるわかりガイドDL

DMコストを削減する6つの方法

まずは、誰もが気になるDMコストの削減方法を紹介します。
以下で紹介する方法は、意識すれば実践・実施できる内容が多いので、DMを企画する際には念頭に入れておきましょう!

1.一度にまとまった通数で発送する

DMは何度かに分けて細かく発送するのではなく、まとめられる場合は一度に発送することをおすすめします。

多くの印刷会社やDM発送代行業者では、発送通数が増えるほど1通あたりの単価が安くなる料金体系を採用しています。
例えば、100通の発送では1通あたり300円でも、1,000通では90円、10,000通では80円といったように、大幅に単価が下がるケースも少なくありません。小ロットでの発送を検討している場合でも、費用対効果を考え、ある程度の通数をまとめて発送する方が結果的に安く済むことがあります。

2.発送物の“1通当たりの重量”を抑える

配送会社によって、大きさや重量の規定は異なりますが、DMに限らず、全ての荷物は大きさや重量によって1つあたりのコストが決定します。

特に郵便の場合、重さが1g増えるだけでも料金区分が上がって、送料が大きく変わります。
DM発送で多く利用される郵便やゆうメールでは、~50g(定形)/~100g/~200g…という区切りで料金区分が設定されていることが多い為、まずDMの仕様を検討する際は50g以内(定形)に収まるように、100g以内に収まるようにと意識すると良いです。
※郵便やゆうメールでは~50g以内の料金を適用する場合は定形サイズであることが条件なのでお忘れなく!

3.DMの資材や仕様を工夫する

基本的にDMの仕様は、はがき型>ビニール封筒>紙封筒の順番で安いです。
これは、紙封筒に比べてビニール封筒が軽量であることに加えて、加工の手間が少ないことが理由です。
そして、DMの中でも最も安価なのは、封筒に入れずに厚紙1枚で送るはがき型です。よりコストにこだわる場合は内容をシンプルにして、はがきでDMを送れないか検討してみるのも良いでしょう。

下記それぞれのメリットがありますので、コストとのバランスをとって検討してみましょう!

はがき ✓最も安価:3つの中で最も送料が安く、コストを最小限に抑えたい場合に最適
✓発送作業が簡単:封入作業が無く、作業費も抑えられ、短納期での発送が叶う
✓開封の手間が無い:タイムリーな情報や、緊急性の高い告知にも◎
ビニール
封筒
✓中身が見える:中身の魅力的なデザインやオファーを見せることができる
✓耐水性が高い:雨などで濡れる心配が少なく、情報が損なわれるリスクが少ない
✓軽量でコストが安い:紙封筒と比較すると製造コストも比較的安価な傾向
紙封筒 ✓高級感・信頼感の演出:受け手に丁寧な印象やブランドの信頼性を伝えられる
✓豊富なデザイン性:色や質感・紙の種類が豊富で自由度が高いのが特徴
✓様々な封入物に対応:チラシ以外にも、様々な大きさや重さの資材を封入できる

4.DMを発送するエリアを限定する

DMを全国向けに発送すると、配送できる業者が日本郵便や大手運送業者に限定されてしまいますが、ターゲット層が一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)などの特定のエリアに集中させられる場合は、このような特定のエリアに特化した地域メール便を利用することで大幅なコスト削減が期待できます。

5.DM発送代行業者へ依頼する

全て“自社で対応した方がお金がかからない”と思っている方も多いのですが、実はそれぞれ自社で対応するよりも、DM発送代行業者にまとめて依頼した方が、トータル的に安く済むケースがほとんどです。
実際にDMの作成~発送までを全て自社で行うと、印刷費・封入作業の時間や見えない人件費・郵便料金など、様々なコストがのしかかって、日々のコア業務にも集中できなくなります。

■DM発送代行業者へ依頼するメリット

✓日本郵便や各種運送会社と連携した割引枠などがあり発送費が安く、作業費込みでも金額が安い
✓日々DMの封入を行っているプロの内職さんが作業対応する為、正確&早い
✓宛名リストの加工もプロが行う為、正確&早い

教えてDM先生事務局では、DMの印刷~発送までWEBで注文完結できるセルマーケを運営しています。
はがきや封書など様々なDMに対応している他、営業担当に直接ご相談いただくことも可能です。
オンライン相談フォームよりお気軽にご相談くださいませ。

6.発送期日に余裕を持って依頼する

これは、DM発送代行業者へ、DMの印刷~発送まで依頼する際に更に意識したいポイントです。
発送期日に対して期間が空いてれば、印刷や作業納期を最長で設定できる為、DM1通当たりの単価が下がることが多いです。
逆に、発送期日の直前に依頼するとスピード料金が加算されて代行業者へ依頼したとしても割高になってしまうこともあるので、お客さんに届けたい日から逆算して、余裕をもって注文・依頼するようにしましょう。

【更に】DMの費用対効果を上げ、結果的にコストを安くする!

ここまで、実際にDMコストを削減する為の実践的なコツを紹介してきましたが、ここからは発送するDMの効果を上げてそこから生まれる利益を増やすことで、費用対効果のあるDMにして結果的にDMコストを削減する為のポイントを紹介します。

1.DMの発送先ターゲットを選定する

DMコストは、送る通数に比例して膨らみます。ある程度まとまった通数での発送で単価は安くなると紹介しましたが、とはいえやみくもに大量のDMを送るのではなく、できるだけ反応率の高いターゲットに絞ってDM発送することで、費用対効果を高め、結果的にコストを抑えることに繋がります。

例えば、過去の購買履歴・年齢・性別・居住地などから、自社の商品やサービスに興味を持つ可能性の高い顧客リストを作成しましょう。

2.DMの反応率を上げる工夫をする

DMの費用対効果を高めるためには、DM自体の質を上げることが重要です。
以下のDM要素を工夫することで、高い反応率を獲得でき、DMの費用対効果を最大化できるはずです。

■コピー: 読み手の興味を惹きつけ、行動を促すようなキャッチコピーや本文
■デザイン:インパクトで印象付け視覚的に訴えたり、内容を分かりやすく伝えるデザイン
■オファー: 読み手にとって魅力的で、今すぐ行動したいと思われるDM限定の特典

おわりに

以上、DMコストを削減して安く送る方法を解説してきました。
一番有効なのは、DM発送代行業者に依頼することで、作業や発送時のコストを削減はもちろん、
効果的なDM制作を行うという場合にも相談が出来たりするので、とてもおすすめです。

教えてDM先生事務局では、DMの印刷~発送までWEBで注文完結できるセルマーケを運営しています。
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タグ : 発送
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小山咲

小山咲

ダイレクトメール発送代行専門会社・上場企業 【ディーエムソリューションズ株式会社】 ◆ダイレクトメール事業 営業部 ◆DM発送営業→新卒教育担当→教えてDM先生編集等のオウンドメディア運営や事業部の営業推進に関わる業務を担当。