カタログを安く発送するポイントとオススメの発送方法

2024.03.18 2019.06.03ダイレクトメール
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販促のために商品カタログを作成したら、できる限り多くの顧客に届けたいですよね。

そのためには、発送費用をいかに安く抑えるかを考えなければいけません。

今回は、カタログを安く発送するポイントとオススメの発送方法などについてご紹介します。

※掲載情報は2019年6月3日時点での情報です。最新情報については、各社の公式サイトをご確認ください。

顧客を獲得するために、発送前に抑えておきたいポイント

早速カタログを作って1日でも早く発送したくなると思いますが、販促効果をよりアップさせるために抑えておきたいポイントが3つあるので、チェックしてください。

送るタイミングを考える

あなたの会社の商品が食品であっても、衣料品であっても、雑貨であっても、何であったとしても、売りたい商品はシーズンごとに変わっていく場合が多いと思います。それは買う側も同じです。たとえば寒い冬、いくら高性能で安くても扇風機を買いたくはなりませんよね。

また、商品が通年変わらないとしても、商品の見せ方や使用シーンの提案などは1年中同じではないはずです。

カタログを発送するタイミングも季節の変わり目やボーナス時期、イベントシーズンなど、購買意欲が高まりそうな時期に合わせることが大切です。

電子カタログもいいが、紙のカタログの方がオススメ

インターネットの普及によりいろいろなものがデジタル化されていく昨今、電子カタログも珍しくなくなってきました。電子カタログには、発送費用がかからない、保存場所をとらない、出先でもスマホなどで簡単に見られる、印刷コストがかからない、などのメリットがあるため今後も利用する企業は増えていくことでしょう。

しかし、昔ながらの紙のカタログには、電子カタログにはないメリットがあるのです。

電子カタログはいつでもどこでも見られる点がメリットと書きましたが、「いつでも見られる」は「今見なくてもいい」につながり、結局全く見られないということが起こりがちです。紙のカタログであれば、カタログそのものが目の前にあるので、手持ちぶさたなときなど何となく手にとりたくなりませんか?

また、紙のカタログはパラパラとページをめくりながら見るので、目的の商品以外も目に入り、ついで買いが期待できます。さらに紙のカタログは写真やイラスト、レイアウトにこだわって作れるので、「見ているだけでも楽しい」と感じた人は、保存して何度も見返してくれます。

これらのメリットを考えると、発送費用がかかっても、紙のカタログを送る方がオススメです。

封筒に注意する

カタログを入れる封筒も、何でもいいというわけではありません。封筒と聞くと紙を連想してしまいがちですが、カタログを紙の封筒に入れてしまうと中身が何なのかわかりづらいため、そもそも開封されない可能性が高まります。また、他の荷物の衝撃や雨などで封筒が破れてしまうことも。カタログを発送する際にはCPP素材の透明な封筒に入れることをオススメします。

CPP素材とはポリプロピレンから作られたツルツルの感触のもので、重量のあるカタログの発送などによく使われています。同じように透明な素材としてOPPもありますが、こちらはCPPより透明度は高いのですが、強度があまりないので発送途中で破れてしまう危険性があります。

オススメの発送方法

カタログを作り、封筒に入れるところまで終わったらいよいよ発送です。安く発送するためには、ヤマト運輸の「クロネコDM便」か日本郵便の「ゆうメール」を利用することをオススメします。以下にそれぞれの特徴をまとめたので比較してみてください。

クロネコDM便の特徴【※2024年1月末サービス終了】

A4サイズ程度のカタログを送るのに便利で、土・日・祝日の配送や追跡が可能。料金は全国一律で、1個あたりの上限金額は167円です。数量が増えれば増えるほど料金は安くなります。
詳しくは以下のページをご覧ください。

🔍あわせて読みたい!
≫ヤマト運輸のクロネコDM便(旧メール便)の規格や料金などの特徴を徹底解説!【※2024年1月末サービス終了】

⚠ ご存知ですか?
クロネコDM便は2024年1月末で廃止され、2024年2月以降は郵便局の「ゆうメール」を活用した新サービス「クロネコゆうメール」になります。クロネコゆうメールについては別記事で取り上げておりますので、是非ご参照ください。
≫クロネコゆうメールとは?料金やサイズ・ゆうメールとの違いを徹底解説

 

ゆうメールの特徴

重さ1kg以下のカタログを送るのに便利です。追跡番号や日・祝日の配達は基本的にありませんが、オプション料金を払えば利用できます。

🔍あわせて読みたい!
≫【ゆうメールとは?】規格や料金は?日数などの詳細も丁寧に解説!

クロネコDM便とゆうメールの比較表

クロネコDM便【※サービス終了】 ゆうメール
重さ 1kgまで 1kgまで
サイズ 11.5cm × 23cm以内 25cm × 34cm以内
厚さ 2cm以内 3cm以内
料金(1通あたり) 164円(上限) 180円〜360円

クロネコDM便、ゆうメールを利用する際の注意点

便利でお得なクロネコDM便、ゆうメールですが、宅配便とは違う点がいくつかあるのであらかじめチェックしておいてください。

手渡しではなくポスト投函になる

クロネコDM便には追跡番号が存在しますが、調べられるのは「発送」と「投函完了」などの簡易的な調査結果のみです。手渡しではないので、発送したカタログを顧客が手にしたかどうかまではわかりません。ゆうメールの場合は前述した通り、追跡番号を取るのにオプション料金が発生します。

着日指定と時間指定ができない

ポスト投函なので、着日指定と時間指定はできません。ゆうメールの場合は、配達日指定であればオプションで対応できます。

代引ができない

ほとんどの場合、カタログの代金は無料なので問題にならないと思いますが、有料の場合は振込用紙を同封するなどして対処しましょう。

中身がわかるようにしておく(ゆうメールの場合)

封筒の一部または全部を透明にする、封筒の一部を開けておく、同一の内容物をすべて郵便局に提出しておくなどの方法で、発送する郵便物の中身がわかるようにしておきます。また、封筒に「ゆうメール」と記載する必要があります。

発送代行業者を利用してさらに安く発送できる!

発送代行業者の多くは運送会社と大口契約を結んでいるので、自社で直接運送会社と契約するよりも発送費用が安くすむ場合が多いといえます。

また、大量のカタログを封入したり宛名ラベルを貼ったりするのは大変な労力がかかるうえ、慣れていないとミスが起きやすく時間とコストのロスにつながります。発送代行業者であれば専門のスタッフが作業を行うので、ミスがなくスピーディー。

専門家に任せられるところは任せて、自社でしかできない商品開発などに注力してはいかがでしょうか。

おわりに

カタログを安く発送するために抑えておきたいポイントや、クロネコDM便とゆうメールの特徴、注意点などをご紹介しました。

せっかく心を込めて経費をかけて作ったカタログです。送るタイミングや封筒などはしっかりと吟味してください。また、安く送るにはクロネコDM便とゆうメールがオススメですが、それぞれの特徴や料金などを事前に比較・検討しておきましょう。発送する部数が多い場合は発送代行業者を利用すると業務の効率化につながります。

当社でも発送代行を行っているので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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教えて!DM先生 編集部

ディーエムソリューションズ㈱のダイレクトメール・物流のエキスパートメンバーで結成。法人取引14,400社以上の実績にもとづいた、DMの反響アップ、コスト削減、業務改善などに役立つ情報を続々発信していきます。