レターパックとは?規格や料金などの特徴を徹底解説!
2023.10.25サービス
作者:blew_f/stock.adobe.com
郵便局のサービスのひとつである『レターパック』
レターパックプラスとレターパックライトの2種がありますが、それぞれの違いはご存知でしょうか?本記事では、レターパックの基本情報・メリットデメリット・レターパックプラスとレターパックライトの違い・利用方法についてを徹底解説します!
※2023年10月時点の情報となります。最新情報は郵便局公式サイトよりご確認ください。
目次
レターパックの基本情報
まず初めに、レターパックの基本情報を以下に記載します。
概要
レターパックは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で送れます。また、信書の同封も可能です。
土日・祝日も含め、毎日配達されます。
▶レターパックは2種類あります。
①対面で届けて受領印をもらう「レターパックプラス」
②郵便受けに届ける「レターパックライト」
詳細は以下で説明します。
送れるもの・送れないもの
続いて、送れるもの・送れないものは以下の通りです。
※「内容品」での送れる・送れないはレタパックプラス・レターパックライトで共通です。
送れるもの
- 信書
- オークションの商品
- 証明書
- 衣類
- チケット
- 請求書
- カタログやパンフレット
送れないもの
- 現金や貴金属などの貴重品
>💡「現金をレターパックに入れて送って」は詐欺の常套文句ですので気を付けましょう。 - レターパックライトの場合のみ、”厚さ3cm”を超えるもの
- 航空機に載せられないもの(以下に具体例を記載します)
※以下、航空機となる場合に送れないもの一例
- 花火やクラッカーなどの火薬類
- オイルライターなどの引火性液体
- マッチなどの可燃性物質
- 殺虫剤や農薬などの毒物類 など
>💡 爆発の危険があるものは航空機で輸送できません。
その他危険物例は郵便局公式サイトをご確認ください。
利用するメリット・デメリットと利用条件
以下、利用するメリットとデメリットを記載します。
メリット
- ほとんどの地域に翌日配達が可能(差し出し時間によって翌々日配達の場合もあります)
- 専用封筒を事前に購入し、ストックできる
- 郵便ポストへの投函でOK
- 追跡サービスが利用できる
デメリット
- 配達日・時間の指定はできない
- 現金などの貴重品は送れない
- 損害賠償はついてない
>💡壊れやすいもの(ガラスや陶磁器など)はレターパックで送らない方がよさそうです。
利用する際の注意点
以下、レターパックの注意点を記載します。
注意点
- オプションサービスは付けられない
- 品名は必ず記載する
- 「ご依頼主様保管用シール」を剥がしてから投函する
- 「配達証シール」は投函前に剥がしてはいけない ※レターパックプラスのみ
- 海外宛は送付不可
- 旧料金のレターパックは差額分の切手を貼って投函する

①:「ご依頼主様保管用シール」/②:「配達証シール」
レターパックプラス
それでは『レターパックプラス』の詳細について説明します。
規格サイズ
レターパックプラスは赤のデザインの封筒を使用します。
- サイズ:340×248mm(A4ファイルサイズ)
- 重量 :4kg以内
- 厚さ :制限なし
- 追跡 :あり
- 料金 :全国一律520円
>💡4kg以内であれば厚さの制限がないのが特徴です。
お届け方法
レターパックプラスは、対面(手渡し)で届けられるサービスです。受領印または署名をもらいます。
>💡前述した「配達証シール」にサインしてもらいます。不在の場合は、不在票をお届け先のポストに入れ、その後指定時間された時間に再配達を行います。
おすすめの利用シーン
レターパックプラスは
- 4kg以内の厚みがあるものを送りたい
- 信書などの書類を対面受取で送りたい
- 受領印をもらうサービスで商品を送りたい
といった場合におすすめです。
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レターパックライト
続いて、『レターパックライト』の詳細について説明します。
規格サイズ
レターパックライトは青のデザインの封筒を使用します。
- サイズ:340×248mm(A4ファイルサイズ)
- 重量 :4kg以内
- 厚さ :3cm以内
- 料金 :全国一律370円
- 追跡 :あり
>💡4kg以内に加え、厚さ3cm以内の制限があります。
お届け方法
レターパックライトは、ポスト投函でお届けするサービスです。受領印は貰いません。
>💡お届け先のポストに入らない場合のみ、代わりに不在票を入れ、その後指定時間された時間に再配達を行います。
おすすめの利用シーン
レターパックライトは
- 4kg以内3cm以内の荷物を送りたい
- ポスト投函で問題ない書類・荷物を送りたい
- 受領印なしで安く、早く送りたい
といった場合におすすめです。
(まとめ)レターパックプラスとレターパックライトの共通点と違い
レターパックプラスとレターパックライトの共通点・違いを表にまとめましたのでご覧ください。
― | レターパックプラス | レターパックライト |
サイズ | 340×248mm(A4ファイルサイズ) | |
重量 | 4kg以内 | |
厚さ | 制限なし | 3cm以内 |
料金 | 全国一律520円 | 全国一律370円 |
受領印 | あり | なし |
追跡 | あり | |
お届け | 対面手渡し | ポスト投函 |
未配達 | 不在時 | 郵便受けに入らない場合 |
再配達 | 不在票を確認の上、配達郵便局に依頼 |
レターパックの発送方法
続いて、レターパックプラス・レターパックライトの発送方法について解説します。
レターパックケースを購入する
近くの郵便局窓口・コンビニエンスストアなどで購入可能です。コンビニに置いてあるか不安な場合は、事前に電話で確認するのもよいでしょう。郵便局のネットショップでも購入可能ですが、20部/1セットのみです。レターパックを大量に使う予定がある方には便利なサービスとなっています。
>💡ローソン系列のコンビニは郵便局と連携しているため、購入しやすいです。
お届け先・依頼主・品名を記載し、封入封緘
レターパックはTO(お届け先)・FROM(ご依頼主)・品名を記載する欄があります。手書き、またはラベルを印刷して貼付のどちらの対応でも問題ありません。記載し終えたら、送る書類・商品に誤りがないか確認し、封入・封緘を行います。
>💡手書き対応する場合は、書類や商品を入れてしまうと文字が書きにくくなってしまうので、入れる前に書いた方がよいです。
>💡レターパックは『ケース購入=送料を前払いしている』ため、切手は不要です。※旧料金のレターパックは差額分の切手を貼って投函しましょう。
ご依頼主様保管用シールを剥がして、差し出し
差し出し前に、【ご依頼主様保管用シール】を剥がしましょう。これを控えておかないと、レターパックの追跡が出来ませんので注意してください。
差し出しは、郵便局の窓口や街中の郵便ポストから可能です。
>💡レターパックプラスのみ、郵便局に問合せれば集荷に来てくれます。
お届けは、ほとんどの地域で翌日に配達されます。※差し出し時間などによって翌々日の配達になる場合もあります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。レターパックプラス・レターパックライトについてご紹介しました。
信書や商品が送れる、追跡可能、到着も早いので、非常に使い勝手のよいサービスだと思います!ぜひ本記事を参考にご活用いただけたらと思います。
また、通常のダイレクトメールの発送なら…
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竹内 祥子

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