ダイレクトメール(DM)の反響をUPさせたい!効果を高める方法について

2024.03.06 2022.07.04事例・効果測定
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DMの特徴を把握した上で企画しましょう!
反響UPのために見直すポイント

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作者: photo-ac/Direct-Mail

ダイレクトメール(DM)を企画する中で、
「DMの反響が悪い」「何を注意したら良いかわからない」「DMってそもそも意味あるの?」
このようにお考えの方はいらっしゃいますでしょうか。

もしそのような懸念を抱えている場合、
①訴求内容に合ったDMで送っているか?
②DMの戦略は合っているか?
この2点を見直すと良いでしょう。
以下をご覧いただくことで、きっと今より反響をUPさせるためのヒントがあるかと思います。

訴求内容と形状がマッチしているか見直しましょう!

訴求内容に適したDMの形状を選択しないと、折角用意したDMが効果を発揮しきれない場合があります。

例えば、お知らせしたい情報や商品が少ないにも関わらず、圧着や封書の形状にしてしまうと、
DMの内容が薄くなってしまう場合があります。
あるいは、お知らせしたい情報や商品が多いにも関わらず、
ハガキの形状にすると情報が溢れかえってしまい、見にくいDMになってしまう場合があります。

DMには多種多様な形状、用紙がありますので
用途に応じた最適なDMを選ぶことで、より良い反響に繋がるかもしれません。
訴求したい内容の情報量を一度整理した上で、どのDMの形状を選択するかを考えていきましょう。

セルマーケでは様々なラインナップのDMを取り揃えている
「DM発送ウルトラパック」をご利用いただけます。
選択時が豊富にあることから、様々な用途に対応することができます。
※DMをラクに安く依頼されたいお客様に大変好評なサービスです!

次の項目で大まかなDMの形状と特徴について記載しましたので、合わせてご参考いただければと思います。

形状毎の大まかな特徴を抑えましょう!

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作者: セルマーケ/sellmarke.jp

DMにはさまざまな種類が存在しますが
大きく分けると以下の通りとなります。各種簡単に特徴を記載いたしました。

ハガキ
最も安価で利用用途が広いです。わざわざ封を切ることなく情報をすぐに確認できます。
圧着の仕様にすれば普通のハガキに比べて情報量を多く訴求でき
また思わずシール部分を剥がしたくなるように工夫をすれば開封率UPに繋がります!

【大判ハガキ】
ハガキよりも情報量を豊富に掲載でき、サイズが大きい分手に取っていただきやすい
ことから、費用対効果に優れた種類といえます。キャンペーン告知、新商品・新サービスのご案内等、
さまざまな用途に使えるので、汎用性も高いです! 

【封筒(封書)
チラシや冊子、サンプルなどハガキに比べ圧倒的に多くの情報量を掲載できるため
顧客の関心をひきやすいのが特徴です。
デザイン性のある封筒を使えば大きいサイズで訴求できます。
また、透明封筒を使用すれば開封せずにDMの内容訴求ができることから、
紙封筒にはない宣伝効果があります!

このほかにも「紙質は何が効果的か?」「封書であれば封入物はどの形状が良いか?」
など、検討材料は多くあるかと思います。以下に関連記事がございますので
合わせてご参照いただければ、選択肢が広がるかと思います。

目的に合わせてDMを企画しましょう!
DM戦略の見直しポイント3選

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作者: fujiwara/photoAC

ここからはDMの戦略について説明します。 案内内容に最適なDMの形状を選択することと同様に
反響UPのための重要なポイントを3つ紹介します。

①ペルソナを見直す

顧客には「潜在顧客」「見込み顧客」「休眠顧客」「優良顧客」といったタイプがあり、
それぞれ購買への意欲、理由などが異なります。
まずはお手元にある顧客リストからタイプを分けてアプローチすることが大切です。
そして、タイプに応じて、DMを届けた後どのような行動をしてほしいか目的を明確にした上で、
デザイン・オファー等訴求内容について見直していきましょう。
以下、ペルソナを見直す方法について記載している関連記事がございますので、
ご参照いただけばと思います。

潜在顧客、新規顧客に向けて訴求する場合は、ターゲットリストを集めるところから始まります。
「セルマーケ」では、「DMリストメーカー」という、
企業リストをWEB上で購入できるサービスを展開しています。
住所・業種・会社規模等の他、企業様の経営状況などの活動状況に応じてセグメントも可能なため、
DMの宛先をお持ちでなくても、宣伝したいサービスのターゲットにピッタリなリストを用意することができます!

リストを集める際の方法や注意点については以下にも記載しておりますので
ご参照いただければと思います。

②デザインを見直す

反響の良いDMが美しいデザインであるとは限りません。
「売れるDM」を作りたいなら、美しさやキレイさよりも
「受け取り手が好むデザイン」にすることが重要です。

人間は性別によって好みや馴染み深い色の傾向が異なり、それも年齢とともに変化していきます。
デザインは文字よりも情報伝達スピードが速いため、DMの印象は受け取った瞬間に決まります。
「自分に関係がありそうだな」と思ってもらうためにも、ターゲットが好むデザインを用意しましょう。

男性・女性、10代からシニア層まで、それぞれの性別と年代に
最適なデザインと配色例を以下に細かく記載しておりますので、ご参照いただければと思います。

③オファーを見直す

DMにおいてオファーは、反響率に大きく影響を与える要素のひとつです。
例えば、「割引」「プレゼント」「抽選」などのオファーを用意して
更に「このDMが届いた方だけのプレゼントのご案内」などのキラーワードを記せば
開封率アップに繋がります。

オファーの役割は、ペルソナで定めたターゲットの行動を後押しすることです。
誰に何のために出すDMかを見直し、適切なオファーを設け反響UPさせていきましょう。

また、オファーで反響率を上げるための、DM上での伝え方や見せ方について
以下にも記載しておりますのでご参照いただければと思います。

※番外編:他のマーケティング施策と組み合わせて相乗効果を発揮できる!

DMはさまざまな顧客に対して、ダイレクトにアピールできる点が大きなメリットといえるかと思いますが
他のマーケティング施策と組み合わせることで、それぞれ単体で行うよりも
更なる効果が期待できるかもしれません。

例えば、ダイレクトに訴求ができるDMと、位置情報を活用した
エリアマーケティングとを絡める方法は如何でしょうか。
セルマーケでは「スマホKANBAN」という、
位置情報機能を活用したエリアターゲティング施策をご利用いただけます。
商圏(住所)×年齢×性別でセグメントができる点を活かして、
DMを発送した宛先の商圏に対して、スマホ上に広告を配信することで認知度UPに繋がります。

自社にあった的確なマーケティング手法と組み合わせ、
相乗効果を発揮できるように活用していきましょう。
以下にDMとその他施策とを組み合わせる際の考え方、
戦略についての関連記事がございますので、ご参照いただけばと思います。

さいごに

DMの特徴を知り、訴求内容に適した形状を用意することに加えて
ターゲット・オファー内容・デザインを見直すことで現状よりも更に反響を上げられる可能性があります。
また、DMは他の施策との掛け合わせで相乗効果が期待できます。

DMの特徴を理解した上で、目的に合わせてDMを企画することを念頭に置いて、
DMの反響UPにお役立ていただければ幸いです!

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荒木秀文

荒木秀文

ディーエムソリューションズ株式会社 ダイレクトメール事業 セルマーケ推進室所属。営業担当として、ダイレクトメールを「価値のあるツール」としてお客様にご利用いただくため日々営業活動に奮闘中。