ヤマト運輸のクロネコDM便(旧メール便)の規格や料金などの特徴を徹底解説!【※2024年1月末サービス終了】
2024.05.23 2022.10.22ダイレクトメールこの記事では、ヤマト運輸のクロネコDM便を利用してダイレクトメール(以下:DM)を送付する際に知っておくべき下記4項目と、クロネコDM便の特徴について解説します。
・送達日数について
・発送可能なもの、不可能なもの
・配達方法
※掲載情報は2023年11月22日時点での情報です。最新情報については、公式サイトをご確認ください。
⚠ ご存知ですか?
クロネコDM便は2024年1月末で廃止され、2024年2月以降は郵便局の「ゆうメール」を活用した新サービス「クロネコゆうメール」になります。クロネコゆうメールについては別記事で取り上げておりますので、是非ご参照ください。
≫クロネコゆうメールとは?料金やサイズ・ゆうメールとの違いを徹底解説
目次
クロネコDM便の規格(大きさ・重さ)と料金【※2024年1月末サービス終了】
クロネコDM便の規格(大きさ・重さ)と料金については以下の通りです。
規格(大きさ・重さ)規定
クロネコDM便の規定サイズは以下の通りです。
・長辺+短辺+厚さの合計が60cm以内であること
・最長辺が34cm以内であること
・厚さが2cm以内であること
・重量が1kg以内であること
・長辺34cm×短辺24cm×厚さ2cm(3辺の合計が60cm)で1kgまで
DMとして利用されることが多い「A4サイズ」の冊子や細かい付録などは問題なく発送することが可能です。
ただし、同じくDMとして利用されることの多い「ハガキサイズ」や「A5サイズ」といった小さいハガキは取り扱いできませんのでお気をつけください。
クロネコDM便で送れる最小サイズの目安としては、長形3号の封筒です。
こちらはA4サイズの用紙を三つ折りして入れるのに適しており、一般的にも広く使用されている為一度は目にした事があると思います。
長形3号の封筒サイズは12㎝×23.5㎝となりますので、こちらよりも縦横それぞれ5㎜以上小さくなるものが発送できないサイズとなります。
発送料金
料金は全国一律で、一通あたり167円(税込)です。
但し、クロネコDM便はヤマト運輸との法人契約になりますので、発送通数などの諸条件により一通あたりの送料をより安くご利用いただける可能性があります。
加えて、一括で大量に発送する場合は、発送代行業者に依頼することでもっと安くなる可能性があります。
発送代行業者はヤマト運輸に年間で大量に発送物の差出をしており、物量が多い分特別な割引を受けています。
目安として、100通以上送る場合は、発送代行業者に依頼した方が安くなる可能性が高いです。
発送代行業者に依頼されることも視野に入れてご検討ください。
本コンテンツを運営しているセルマーケは、100通以上のDM印刷・作業・発送を業界最安級でご提供しています。運営元のディーエムソリューションズ株式会社は、ヤマト運輸と長年法人契約を結んでおり業界屈指の実績を誇っています。是非、各種商品ページから価格をチェックしてみてください! セルマーケサービスサイトはこちら>>
その他の配送方法のご提案も可能になっていますので、クロネコDM便廃止にお困りの方も是非コチラからお問合せください。
送達日数について
次に、クロネコDM便の送達日数について解説します。
送達日数について
クロネコDM便の送達日数(目安)については以下の通りです。
・発送地点から送付先まで400km圏外の場合:発送日を含めて4日目
※状況によって到着日が前後する可能性もあります。
クロネコDM便は土・日・祝日も含め365日配達を行っているため、送達日を計算される際には土日祝日も含めて計算しましょう。
また、宅急便等とは異なり到着日時の指定はできないサービスとなります。
追跡サービス(クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム)について
クロネコDM便は、荷物ナンバーを「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」で検索することにより、配達状況を追跡できる仕組みがあります。
12桁の追跡番号を、ヤマト運輸のサイトで検索することで送達状況を確認する事ができます。
追跡サービスの詳細については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
≫DM便の追跡サービスとは?利用方法と注意点を徹底解説!
次に、発送できるもの、できないものについて解説します。
クロネコDM便で送れるもの、送れないもの
クロネコDM便は、カタログやパンフレット、チラシといった販促物などを安価に発送できるサービスです。
規格サイズを超えるものはもちろん発送することはできませんが、規格サイズ内でも内容物によっては発送できないものがあります。
「発送できないもの」を一覧にしましたのでご確認ください。
クロネコDM便で送れないもの
※信書に関しては、こちらもご参照ください。
・通販で販売しているもの、オークションの落札品など売買にかかわる商品(ただし、ネコポスや宅急便では利用可能です。)
・荷受人の希望をもとに出荷されるもの(サンプル品、試供品など)
・取扱サイズを超えるもの
・郵便私書箱宛てのもの
・発火性・引火性・揮発性のあるもの
・毒物及び劇物類、銃砲刀類
・複数の個人情報が内容物に含まれたもの
・再発行が困難な受験票、パスポート、車検証類
・再発行が不可能な原稿、原図、テープ、フィルム類
・現金、小切手、手形、株券、有価証券、クレジットカード、キャッシュカード
・法令の規定、公序良俗に反するもの、他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
以上がクロネコDM便では発送できませんのでご注意ください。
クロネコDM便の送り方
クロネコDM便を利用するにはヤマト運輸との契約が必要です。
ヤマト運輸へ「クロネコDM便お取引申込書」を送り、承認されてから利用できるようになります。
荷物の準備ができたら、ヤマト運輸のドライバーに集荷してもらうか、お近くのヤマト運輸の店舗に直接荷物を持ち込んで依頼してください
配達はポスト投函ですので、ポストに入らない場合は持ち帰られます。ですので受領印などはもらえません。
また、表札がない場合は、投函されない可能性もありますので注意が必要です。
支払い方法は「現金」「電子マネー」「掛売」の3つあります。掛売の場合、運賃を後日まとめて支払う「後払い(請求書払い)」も可能ですので、発送の度に料金を支払う必要がありません。
※掛売での支払いを希望する場合は「クロネコDM便お取引申込書」を送る際に伝えるといいでしょう。
クロネコDM便を大量に送る場合は、準備や持ち込みの段取りなど相当な手間になります。
【発送料金】の説明にも記載しましたが、発送代行業者に業務委託することを推奨します。
発送代行業者の「セルマーケ」では、DMの印刷から発送までをネットで簡単に注文することができます。
金額は印刷~発送までセットでクロネコDM便の通常料金167円(税込)を大きく下回りますので手間だけでなくコスト削減も可能です。
⚠クロネコDM便は2024年1月末までのサービスです。
発送代行大手のディーエムソリューションズでは、クロネコDM便以外の発送方法もご提案可能です。お困りの方はコチラからお気軽にご相談ください!
2024年2月から始まる新サービス「クロネコゆうメール」についての記事もあわせてご確認ください。
≫クロネコゆうメールとは?料金やサイズ・ゆうメールとの違いを徹底解説
おわりに
以上、ヤマト運輸のクロネコDM便の特徴について解説してきました。
改めてクロネコDM便の特徴を以下にまとめます。
- 11.5cm×23cm以上のサイズを発送可能
※最大サイズ:長辺34cm×短辺24cm×厚さ2cm(3辺の合計が60cm)で1kgまで - 料金は全国一律で、一通あたり167円(税込)
- 送達日数の目安は、発送日を含め400km圏内で3日目、400km以上で4日目
- 信書、商品、その他荷受人の希望をもとに出荷されるもの(サンプル品、試供品など)は発送不可
- 大量に送る場合(100通以上が目安)はDM印刷発送サービス「セルマーケ」の利用がおすすめ
クロネコDM便以外にもDMを送る方法は沢山あり、それぞれ特徴が違います。別記事で日本郵便、佐川急便、西濃運輸の記事、それらのメリット・デメリット比較の記事も用意しております。
是非クロネコDM便以外の記事もご確認いただきベストな発送方法を探してください。
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教えて!DM先生 編集部
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