【例文あり】テレアポに使えるトークスクリプトの作り方
2026.06.29事例・効果測定
テレアポは、見込み顧客と接点を作り、商談や資料送付につなげる営業活動です。一方で、担当者の経験や話し方に依存すると、成果が安定しにくくなります。そのため、会話の流れや切り返しを整理したトークスクリプトを用意することが重要です。
こちらの記事では、テレアポで活用できるトークスクリプトの作り方や例文を解説します。
この記事でわかること
- トークスクリプトの重要性と、基本構成(挨拶〜クロージング)
- 成果につながるスクリプトの作り方
- そのまま使える例文と、断り文句への切り返し
- スクリプト運用で成果を安定させる方法
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目次
テレアポのトークスクリプトとは?
テレアポのトークスクリプトとは、電話営業で話す内容や会話の流れを整理した台本です。ただし、単に読み上げる原稿ではなく、相手の反応に応じて会話を進めてアポイントや次回接点につなげるための設計図です。
テレアポにおけるスクリプトの重要性
テレアポは限られた時間で相手に興味を持ってもらう必要があるため、担当者の経験や感覚だけに頼ると、話し方や訴求内容にばらつきが出やすくなります。スクリプトがあれば、新人でも一定の流れに沿って架電できます。また、「忙しい」「必要ない」「資料だけ送って」などの断り文句や質問への対応を事前に用意できるため、会話中に慌てにくくなります。
テレアポに使用するスクリプトの基本構成
テレアポのスクリプトは、挨拶、つかみ、本題、クロージングの順で設計します。こちらでは、テレアポに使用するスクリプトの基本構成をご紹介します。
挨拶・自己紹介
挨拶と自己紹介では、会社名、名前、用件を簡潔に伝えます。最初の数秒で相手の印象が決まるため、長い前置きや回りくどい説明は避けましょう。以下は挨拶・自己紹介における例文です。
| 「お世話になっております。〇〇業界向けに営業支援を提供している株式会社〇〇の△△と申します。」 |
こちらのように、いきなり商品説明に入るのではなく、まずは「誰から何の用件で電話が来たのか」を明確に伝えることが大切です。
つかみ
つかみでは、自社が話したいことではなく、相手が聞く理由を先に伝えます。数字や具体的な課題を入れると、関心を引きやすくなります。
| 「展示会後のフォローが追いつかず、商談化の機会を逃す企業様が増えております。」 |
相手の課題を起点にしているため、会話を続ける理由が生まれます。一方、「弊社の新サービスをご紹介したくお電話しました。」といった表現は避けましょう。自社都合が強く、相手にとって聞くメリットが伝わりにくくなります。つかみを整理したスクリプトがあれば、新人でも一定の流れに沿って架電しやすくなります。
本題・ヒアリング
本題では、一方的に説明するのではなく、相手の状況を確認する質問を入れます。
| 「現在、見込み顧客へのフォローでお困りのことはありませんか。」 「展示会後の架電や資料送付は、社内で対応されていますか。」 |
相手が答えやすい質問を用意することで、課題確認を踏まえた自然な提案につなげられます。
クロージング・日程調整
クロージングでは、電話口ですべてを説明しようとせず、次の商談や打ち合わせにつなげます。「興味はありますか」と聞くと断られやすいため、日程の選択肢を提示しましょう。
| 「詳細は〇〇分ほどでご説明できますので、来週〇曜日か〇曜日でご都合はいかがでしょうか。」 |
所要時間を明確にすることで、相手の心理的な負担も下げやすくなります。
成果につながるテレアポスクリプトの作り方

成果につながるテレアポスクリプトを作るには、架電の目的やターゲットの課題、訴求内容、想定問答をあらかじめ整理することが大切です。ここからは、テレアポスクリプトの作り方を順に解説します。
架電の目的を決める
スクリプトを作る前に、電話のゴールを明確にします。ゴールには、商談獲得のほか、資料送付、担当者情報の取得、再架電の日程確認などがあります。目的が曖昧なまま作ると説明が長くなり、何を達成すべきか分からないトークになります。初回接点では担当部署の確認を目的にし、次回架電で商談獲得を目指すなど、顧客の状態に合わせてゴールを分けることが重要です。
ターゲットの課題を整理する
テレアポでは、相手の業種や企業規模、役職、業務上の課題によって、関心を持たれやすい言葉が異なります。そのため、自社サービスの機能から考えるのではなく、相手が抱えやすい悩みから逆算して訴求内容を整理しましょう。たとえば、経営者には売上拡大や人手不足、コスト削減といった経営課題が関心事になりやすい傾向があります。一方、営業責任者には商談数や営業効率、フォロー漏れが、現場担当者には作業負担や対応漏れ、管理のしづらさなどが響きやすいでしょう。
訴求内容を一言でまとめる
テレアポでは、長いサービス説明よりも「何が解決できるのか」を一言で伝えることが重要です。専門用語や抽象的な表現は避け、相手がすぐ理解できる言葉にしましょう。たとえば、「営業活動を効率化します」だけでは、具体的にどのような効果が得られるのか伝わりにくい場合があります。一方で、「展示会後の見込み顧客フォローを代行し、商談機会の取りこぼしを減らします」と伝えれば、サービスの価値をイメージしてもらいやすくなります。
想定問答を用意する
テレアポでは、「忙しい」「必要ない」「資料だけ送ってほしい」「担当者が不在」「予算がない」など、さまざまな反応が想定されます。こうした反応をあらかじめ整理し、返答例を用意しておくことが大切です。想定問答があれば、新人でも一定の品質で対応しやすくなります。また、断られた理由を分類・記録することで、訴求内容や質問の仕方を見直す際にも活用でき、スクリプトの改善につなげられます。
そのまま使えるスクリプトの例文と切り返し
テレアポでは、基本的な会話の流れに加え、受付への伝え方や断り文句への対応もあらかじめ用意しておくことが大切です。
基本のスクリプト
以下は、BtoB向けの営業支援サービスを想定した例文です。
| 「お世話になっております。〇〇業界向けに営業支援を行っている〇〇株式会社の〇〇と申します。 現在、見込み顧客へのフォロー体制を見直す企業様が増えておりまして、御社でも同様の課題がないかと思いご連絡しました。御社では、見込み顧客へのフォローをどのように対応されていますか。もし対応工数やフォロー漏れに課題がございましたら、〇〇分ほどで事例をご紹介できます。来週〇曜日か〇曜日で、ご都合の良いお時間はございますでしょうか。」 |
重要なのは、相手の課題を起点にして、自然に次の行動へつなげることです。
受付の突破に使える例文
受付では、「誰に」「何の件で」つないでほしいのかを明確に伝えます。長く説明せず、担当部署に関係する用件として伝えることが重要です。
| 「営業企画のご担当者様に、見込み顧客へのフォロー架電に関するご案内でご連絡しております。」 「以前お送りした資料の件で、営業部門のご担当者様に確認したいことがありご連絡しました。」 |
担当者不在の場合は、担当部署名、在席時間、再架電のタイミングを確認しましょう。
「忙しい」と言われた場合の切り返し
「忙しい」と言われた場合は、相手の状況を受け止めたうえで、短時間で済むことを伝えます。
| 「お忙しいところ失礼いたしました。要点だけお伝え出来ればと思うのですが、いかがでしょうか。」 |
強引に話し続けるのではなく、相手の時間を尊重する姿勢を示すことが重要です。それでも難しい場合は、無理に続けず再架電のタイミングを確認しましょう。
「資料だけ送って」と言われた場合の切り返し
「資料だけ送って」と言われた場合は、資料送付を断らず、送付前に簡単なヒアリングを入れます。
| 「承知しました。御社に合う資料をお送りしたいので、1点だけ現在の状況を伺ってもよろしいでしょうか。」 |
資料を送るだけで終えると、商談につながりにくくなります。そのため、以下のように次回連絡の許可も取りましょう。
| 「資料をお送りした後、来週あらためて確認のご連絡を差し上げてもよろしいでしょうか。」 |
「検討します」「担当者不在」の場合の切り返し
「検討します」と言われた場合は、検討内容と次回連絡日を確認します。
| 「ありがとうございます。来週水曜日にあらためてご状況を伺ってもよろしいでしょうか。」 |
担当者不在の場合は、戻り時間やつながりやすい時間帯を確認しましょう。
| 「ご担当者様は何時ごろお戻りでしょうか。あらためてその時間帯にご連絡いたします。」 |
曖昧なまま終えず、次の接点を確保することが重要です。
スクリプトの運用で成果を安定させる方法
テレアポの成果を安定させるには、スクリプトを作成するだけでは十分とはいえません。丸読みを避けながら担当者ごとのばらつきを確認し、架電結果をもとに改善を重ねることが大切です。ここからは、スクリプトを効果的に運用し、成果を安定させる方法について解説します。
丸読みを防ぐ
スクリプトをそのまま読むと、機械的で不自然な印象を与えてしまうことがあります。言葉を暗記することではなく、会話の目的と流れを理解することが重要です。スクリプトには「必ず伝える内容」と「自分の言葉で調整する部分」を分けて記載しましょう。これにより、品質を保ちながら自然な会話を行いやすくなります。
担当者ごとのばらつきを見える化する
スクリプトを作っても成果がばらつく場合、作成後の運用や改善が十分に回っていない可能性があります。担当者ごとに、どの段階で離脱しているかを確認しましょう。診断軸の例は以下です。
- 受付突破率
- 担当者接続率
- ヒアリング到達率
- 日程打診率
- アポ獲得率
数値を分解すれば、改善すべき工程が見えやすくなります。
架電結果をもとに改善する
スクリプトは作って終わりではなく、架電結果をもとに更新します。受付で止まる場合は受付トーク、担当者につながっても離脱する場合はつかみや課題提起を見直します。日程化しない場合は、クロージングの伝え方に課題があるかもしれません。A/Bテストの考え方を取り入れ、課題訴求型と事例訴求型など、複数の言い回しを試すことも有効です。
架電時間やリストの質も見直す
テレアポの成果は、スクリプトだけで決まるわけではありません。架電する曜日や時間帯、リストの精度、過去接点の有無によって反応率は変わります。ターゲットと合わないリストに架電しても、アポイント獲得にはつながりにくくなります。スクリプト改善と同時に、リスト設計や架電タイミングも見直しましょう。
テレアポのスクリプト作成・改善に悩んだらcallstepがおすすめ!
テレアポの成果を高めるには、スクリプト作成だけでなく、架電結果をもとにした改善が欠かせません。しかし、社内だけでトーク設計や分析を続けるには、工数とノウハウが必要です。そのような場合は、架電代行サービスの「callstep」の活用がおすすめです。
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トーク設計から相談できる
callstepは、単に電話をかけるだけでなく、事前の打ち合わせを通じて、架電の目的やターゲット、訴求内容を整理しながらトーク設計を検討できるサービスです。自社でスクリプトを作成する時間を確保しにくい場合や、どのような切り口で課題を伝えるべきか分からない場合にも活用しやすいでしょう。DM送付後のフォローや展示会後のアプローチなど、施策の意図に合わせて架電内容を設計したい場合にも適しています。
架電結果を改善に活かせる
callstepでは、架電を通じて得られた見込み顧客の反応や課題感を、今後の営業活動に活かせます。実施後には振り返りを行い、反応が得られにくかったトークや、見直すべき訴求内容を整理しながら改善につなげられます。たとえば、受付で会話が終わりやすい場合は取次依頼の伝え方を、担当者と話せても商談につながりにくい場合は、課題提起や日程打診の内容を見直す必要があるかもしれません。社内にテレアポのノウハウが少ない企業でも、架電結果を踏まえながら改善を進めやすくなるでしょう。
営業担当者が商談に集中できる
テレアポやスクリプト改善を外部に任せることで、社内の営業担当者は商談、提案、既存顧客対応に集中できます。特に少人数の営業組織では、架電数の確保と商談対応の両立が難しい場合があります。callstepを活用すれば、架電業務を補完しながら、営業活動全体の効率化につなげられます。
おわりに
テレアポで成果を安定させるには、会話の流れや切り返しを整理したスクリプトが欠かせません。作成後も架電結果をもとに改善を重ね、必要に応じてリストや架電タイミングも見直しましょう。社内での運用が難しい場合は、外部サービス【callstep】の活用も有効です。
竹内 祥子
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