漫画広告/PR漫画でユーザーの心を掴む！活用のメリットや事例を紹介

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SNSやパンフレットなど様々な媒体で見かける機会の多い「漫画広告」と「PR漫画」。多くの企業で活用されていますが、どのような効果があるのでしょうか？漫画広告とPR漫画の違いや種類、活用事例など詳しく紹介していきます！

漫画広告/PR漫画とは？

「漫画広告」と「PR漫画」どちらもマンガを活用し情報を伝える手法ですが、どのような違いがあるのでしょうか？

漫画広告とは？

言葉通り”広告”の役割が強く、主に商品やサービスの直接的な販売促進、リード獲得、特定の行動（購入、登録、問い合わせなど）を促すことを目的とし活用されます。そのため、短期的な成果やコンバージョン率の向上を重視する場面で利用されることが多いです。
明確な課題解決ストーリーや具体的なメリットの提示、強力なCTAが特徴で、SNS広告やLP、ダイレクトメールなど、ユーザーに行動を促したい場面で効果的です。

PR漫画とは？

漫画広告とは異なり”広報”の役割を強く持ち、主に商品やサービスの認知拡大やイメージアップ、ファンの育成、顧客との関係性構築を目的とし活用されます。そのため、直接的な販売促進よりも、企業や商品・サービスの魅力を深く好意的に伝える場面で利用されることが多いです。オウンドメディアや公式SNSでの自然な拡散を促し、企業への信頼と愛着を育むことで、長期的な顧客ロイヤリティ築くことに繋がります。

漫画広告/PR漫画活用のメリットや効果

ユーザーの目に留まりやすい【漫画広告/PR漫画】

人は1日に6,000個もの広告を目にしていると言われ、その中で目に留めてもらうことは至難の業です。
しかし、マンガは他の広告とは特性が異なり目立つため、興味関心を引き目に留まりやすい特徴があります。また、日本人にとってマンガは身近な存在で親しみがあり、エンタメとしてマンガを認識している人も多いため、広告とわかっていても読んでしまう傾向にあります。

視覚的に情報を伝えられる【漫画広告/PR漫画】

視覚は情報収集において非常に重要な役割を担っていると言われています。マンガは視覚的に情報を伝えることができるため、ただ文章で記載した内容よりも目を引きやすく、多くの情報を素早く理解させることが可能です。また、複雑な情報や抽象的な概念も、マンガにすることで視覚的に理解しやすくなり、適切に訴求することができます。

記憶に残りやすい【漫画広告/PR漫画】

心理学では、ストーリーを伴う情報は単なるデータよりも記憶に残りやすいと言われています（ストーリーテリング効果）。
そのため、広告にマンガを活用することで、商品やサービスの情報が自然と記憶に残りやすくなる効果が期待できます。

SNSで拡散されやすい【漫画広告/PR漫画】

魅力的なマンガであれば、ユーザーの関心を引くだけでなく、共有されやすい特性があります。
マンガコンテンツはSNSとも相性が良く、エンゲージメント率が高く拡散が期待できます。ユーザーからのコメントも集まりやすく、自然な口コミ効果が期待でき、幅広い層への情報拡散や認知度向上に貢献します。オフラインでもDMやパンフレットが家族や友人に共有され広がっていくことも期待できます。

広告色が薄れる【漫画広告/PR漫画】

人は広告を見ると「何かを売り込まれるのではないか？」と感じ身構えてしまう傾向にあります。多くの企業は、商品やサービスを訴求したいという目的でPR漫画を活用しますが、”マンガ”という手段を利用することで広告色が薄れ、ユーザーに好意的にその内容を認知してもらうことが可能です。

購買意欲促進に繋がる【漫画広告】

ユーザーはマンガを通して物語の内容を疑似体験します。その結果、登場人物やストーリーに感情移入しやすくなり、マンガ内で紹介された商材の有用性・重要性などへの共感が生まれることから、興味や購買意欲を促すことに繋がります。

長期的な関係構築に繋がる【PRマンガ】

直接的な購入意欲がなくても、”面白いマンガ”として読まれたことがきっかけで、商品・サービスに興味を持つ潜在顧客を生み出します。一度築かれた信頼と好感度は、将来的な購買行動やブランド推奨へと繋がる長期的な資産となります。

漫画広告/PR漫画にデメリットはある？

デメリットとしては、「制作にコストや時間がかかる」という点があげられます。
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漫画広告/PR漫画の活用シーン

商品・サービスの紹介【漫画広告】

商品やサービスを、ユーザーへわかりやすく魅力的に伝えるためのものです。
使い方や利点、他社製品との違いなどをマンガに記載することで、理解を深め購買意欲向上に繋がります。

キャンペーンの案内【漫画広告】

商品やサービスのキャンペーンを告知するためのものです。
期間限定のセールやイベントの案内をマンガにすることで、より注目を集めやすくなります。

体験レポート【漫画広告】

マンガの作者自身が商品やサービスを実際に使用し、感じたことや体験した様子をマンガにしたものです。
リアルな感想を盛り込むことで、信頼感がUPし興味を惹くことができます。

企業ストーリー【PRマンガ】

企業の歴史や理念、働く人々のストーリーをマンガにしたものです。
企業の裏側を記載することで、共感を得やすく企業ブランドのイメージ向上にも役立ちます。

業界知識啓発【PRマンガ】

自社が属する業界や、関連する社会問題などについて専門知識を分かりやすく解説し、啓発を行うものです。
企業の専門性や信頼性向上に繋がります。

社員紹介・働き方紹介【PRマンガ】

社員の一日のスケジュールや、仕事のやりがい、福利厚生などをマンガにしたものです。
採用活動やインナーブランディングにも有効です。

活用できるメディアや媒体

漫画広告とPR漫画はどちらも紙媒体・Web媒体問わず、様々な媒体で活用することが可能です！

漫画広告の活用場面

・Web広告（リスティング広告、ディスプレイ広告）
・SNS広告（X、Instagram、Facebook）
・LP
・ダイレクトメール
・ポスター
・雑誌広告
・折り込みチラシ
・メルマガ

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PR漫画の活用場面

・オウンドメディア
・SNS（X、Instagram、Facebook）
・PRイベント、展示会
・ポスター
・パンフレット
・社内報
・メルマガ

活用事例

ここからは、実際のPR漫画の事例を紹介していきます！

イベント集客としての活用【漫画広告】

ショッピングモールでイベントを行う際に漫画広告を活用し集客を行った事例です。
いつ・どこで・どのようなイベントを開催するのかをわかりやすく描いただけでなく、30代～40代の子育て世代がターゲットであることから、館内にオムツ替えができるトイレや、授乳室を完備していることも盛り込み、ユーザーの心理的ハードルを下げる工夫も行いました。
イベント終了後は、実際に来場したお客様の声や来場者数を紹介するマンガを新たに掲載。既に開催が決定していた次回のイベントに行きたくなるような導線にしました。

新規ユーザー獲得を狙った活用【漫画広告】

投資を始めることへのハードルを下げるため、漫画広告を活用した事例です。
経験したことのない方にとって、投資に興味はあっても「難しそう」「投資詐欺が怖い」などマイナスなイメージも多くあります。
そこで、初心者でも安心な投資方法や、投資を行うメリット、気を付けるポイントなどをストーリー仕立てで解説。専門用語や複雑な仕組みも、知識のない方にもわかりやすく伝えられるよう工夫しました。マンガであれば若い層にも抵抗なく読んでもらいやすく、幅広い層のユーザー獲得に繋がりました。

商品の認知拡大を狙った活用【PR漫画】

新商品のお酒を販売開始する際、認知拡大を目的としPR漫画を活用した事例です。
お酒好きなクリエイターをアサインし、実際に新商品を飲んでもらい、味の感想・オススメの割り方・相性の良かったおつまみなどをマンガで紹介。女性目線でのリアルな表現が注目を集め、いいね！・コメント・リポスト数の増加や、公式サイトへの遷移数の向上にも繋がりました。

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漫画広告/PR漫画制作時のポイント

PR漫画には多くのメリットがありますが、効果を最大限に引き出すためのポイントを紹介していきます！

ターゲット属性を把握する

まずはマンガでPRする商品・サービスのターゲット属性を把握しましょう。
年齢層や性別などにより、ストーリーや絵のタッチは変わってきます。ターゲットに合わせたキャラクターやストーリーにすることで、よりユーザーの共感を得ることができます。

伝えたい内容を明確にする

PR漫画を通して、ユーザーに何を一番伝えたいのか明確にしましょう。
特に複雑な情報や抽象的な概念を伝える場合は、ユーザーにわかりやすく正確に読み取ってもらえるよう工夫が必要です。
また、伝え方にも注意が必要です。ユーザーが勘違いするような過度な表現や、不快に感じるような表現は、炎上などマイナスに作用する恐れもあります。商材がサプリやコスメの場合は薬事法にも注意が必要ですので、第三者のチェックを行うなど細心の注意を払いましょう。
抵触する可能性もあり、第三者のチェックを行うなど細心の注意を払いましょう。

目的を明確にする

PR漫画を活用する目的を明確にしましょう。
ユーザーにサービス名を覚えてもらいたいのか、商品を購入してもらいたいのか…など、目的によりストーリーも変わってきます。

イメージに合っているか注意する

制作するマンガのイメージが、企業や商品・サービスのイメージと合っているのか注意しましょう。
マッチしない場合逆効果となる可能性もあります。

おわりに

この記事では「漫画広告」と「PR漫画」に関して、それぞれの違いやメリット、活用事例などをご紹介しました。
現代の多様な情報に溢れる時代において、マンガは単なるエンターテイメントツールではなく、企業とユーザーをつなぐ強力なコミュニケーション手段となります。御社のマーケティング戦略や広報戦略の目的を明確にし、漫画広告/PRマンガそれぞれの特性を理解し適切に使い分けると良いでしょう。

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三輪姫乃

ダイレクトメール発送代行専門会社・上場企業 【ディーエムソリューションズ株式会社】 ◆DM発送営業→新卒教育担当→教えてDM先生編集等のオウンドメディア運営や事業部の営業推進に関わる業務を担当。マーケティング検定/ウェブ解析士の資格を保有。

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