通常郵便→特約ゆうメールへの切り替え事例!注意点やコスト比較も!
2024.11.13 2024.11.12事例・効果測定
2024年10月からの郵便サービスの値上がりに伴って、特約ゆうメールへの切り替えを検討している方向けに、本記事では実際に切り替えたお客様の事例や切り替え時に注意すべきことなどをまとめて紹介します。実際に特約ゆうメールへの切り替えで大幅なコスト削減も可能なので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【DM切り替え事例1】講習会のお知らせ
お客様の業種 | 公益社団法人 |
発送物の内容 | 講習会のお知らせ |
コストの変化 | 1通あたりの単価【55円】削減 |
切替時変更点 | ・同封する送付状の文章内容を変更 ・料金後納ゆうメール・差出人返還先表記追加 |
→通常郵便で発送していたが値上がりを機に発送ルートの見直しを検討。信書に該当しないように、送付状の内容を修正して特約ゆうメールへ切り替えた結果、1通当たりの単価が大幅に下がり、数十万円のコスト削減が実現できた事例です。
💡切り替え時のポイント「内容が信書に該当するか」
通常郵便から特約ゆうメールへ切り替える際には、発送物の内容が信書に該当しないか否かを事前に確認しておくことが重要です。
信書とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」のことです。
例えば、ある団体が”所属している会員“に対して、”総会のお知らせ”を送るような場合は信書に該当します。他にも、自社の商品を購入してくれる顧客に対して何かを通知する場合も信書に該当するので、今まで意識していなかったけれど、実はDMが信書だった…!なんてこともよくあります。
信書は郵便もしくは信書便と呼ばれる法律で定められている方法でしか送ることができません。
ゆうメールで送る場合は、DMを差し出す際に郵便局で細かく内容をチェックする為、少しでも信書に該当しそうな内容であると郵便局が判断した場合は、ゆうメールとして差し出しが認められずにDMが発送できないという事態になってしまいます。発送物のデザイン→印刷→封入作業まで完了したものを差し出しできないとなると大問題ですよね。
その為、通常郵便からゆうメールへ切り替える際には、内容が信書に該当しないか否かを事前に確認しておく必要があるのです。
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≫信書の発送(信書便)で注意したいポイントと発送方法を解説
【DM切り替え事例2】展示会の招待状
お客様の業種 | 医療機器・医薬品製造 |
発送物の内容 | 展示会の招待状 |
コストの変化 | 1通あたりの送料単価【12円】削減 |
切替時変更点 | ・送達日数を加味した発送日の調整 ・料金後納ゆうメール・差出人返還先表記追加 |
→通常郵便で発送していたが値上がりを機に発送ルートの見直しを検討。発送日を調整し特約ゆうメールに切り替えた結果、受け取り手への到着日もお客様の希望通りのままコスト削減できた事例です。
💡切り替え時のポイント「配達日数を加味する必要がある」
通常郵便から特約ゆうメールへ切り替える際には、差し出してから受け取り手に届くまでの配達日数の差も注意する必要があります。
通常郵便の場合、通常送達日数(2~3日程度)で受け取り手のポストへ投函されますが、特約ゆうメールは通常送達日数+3日程度の猶予が付いています。つまり、配達までに通常郵便よりも+3日程度の時間を要する可能性があります。
その為、イベント開催やセール案内などの会期や期日が記載されているDMを送る場合は、受け取り手に届いてほしいタイミングから逆算してDMの発送スケジュールを決める必要があります。
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≫ゆうメールは土日でも配達される?配達日数の目安も解説
DM発送代行の上場企業ディーエムソリューションズ㈱では、郵便料金値上げに伴う、特約ゆうメールへの切り替えのご支援をしています。
ルールが違ってよく分からない…金額が高くなってしまう…様々なお悩みに対して、専任の営業担当が丁寧にご説明します。一旦話を聞いてみるだけでも全然問題ありませんので、発送についてコチラからお気軽にご相談ください。
【DM切り替え事例3】季節の新商品案内はがき
お客様の業種 | 食品メーカー |
発送物の内容 | 季節の新商品案内 |
コストの変化 | 1通あたりの単価単価【8円】削減 |
切替時変更点 | ・Postcard表記削除・ゆうメール表記用スペース確保 ・料金後納ゆうメール・差出人返還先表記追加 |
→郵便はがきで広告郵便割引を利用して発送していましたが、値上がりを機に発送ルートの見直しを検討。特約ゆうメールははがきサイズも発送可能なので、広告郵便から特約ゆうメールへ切り替えてコスト削減を実現した事例です。
💡切り替え時のポイント「DMに記載する表記が異なる」
通常郵便から特約ゆうメールへ切り替える際には、記載しなければならない表記の内容が異なる点にも理解が必要です。
通常郵便での発送は「料金別納郵便」または「料金後納郵便」の目玉マークと呼ばれる表記が必要なのに対して、特約ゆうメールの発送では「料金後納ゆうメール」という表記が必要になります。表記が違うと郵便局に差し出せない為、正しい表記の記載が必須です。
※事例3では、元々郵便はがきで送っていた為「Postcard(郵便はがき)」+「料金別納郵便」の表記を削除し、「料金後納ゆうメール」+「差出人/返還先」表記を追加して、郵便はがきと変わらないサイズで発送しました。表記については細かい規定があるので、以下記事を参考にしてみてください!
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≫郵便・ゆうメールに必要なマークの種類と注意点とは?
通常郵便×特約ゆうメール(企業枠ゆうメール)比較
通常郵便と特約ゆうメールの比較表です。切り替えの際はこの違いを念頭に入れておきましょう。
郵便も特約ゆうメールも同じ日本郵便のサービスとなりますが、信書送付の可否や送達日数などサービス内容が異なります。
今回紹介した事例ではディーエムソリューションズ㈱の特約ゆうメール(企業枠ゆうメール)を利用しています!ゆうメールの細かいルールがよく分からない…金額が高くなってしまうのでは?等、専任の営業担当が丁寧にご説明しますので気になる方はコチラからご連絡お待ちしております。以下記事でも各ゆうメールについて細かく解説していますのでご覧ください。
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≫特約ゆうメールとは?DM発送を安くしたい方、必見です!
切り替え時の主な注意点まとめ
以下、本記事のおさらいです。クロネコDM便→特約ゆうメールへ切り替える際に知っておきましょう。
①発送物の内容が”信書”に該当しないかを確認する
(※該当する場合は内容・文章の変更もしくは別の発送ルートで送る必要があります)
②配達日数が異なる為、受け取り手に届けたい日を意識して発送日を決める
③郵便表記とゆうメール表記が異なる
おわりに
お読みいただきありがとうございました!
既に郵便料金は値上がりしていますが、これから発送する機会がある方も多いかと思います。
信書に該当しない場合は、特約ゆうメールへの切り替えがおすすめとなりますので是非ご検討ください。
最後になりますが、教えてDM先生!事務局を運営しているディーエムソリューションズ㈱では、本日ご紹介した郵便→ゆうメールへの切り替えや、宅配便の発送代行まで様々な物流サービスのご支援が可能です。
専任の営業担当に細かく相談したい場合はオンライン相談フォームからお気軽にご相談ください!
小山咲
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